ノーゲーム・ノーライフ TokyoMX(6/04)#09

第9話　解離法《スカイウォーク》

公式サイトから
白が目を覚ますと空は消えていた。
まるで最初から存在していなかったかのように、白のスマホの連絡先からも、
ステフやジブリールの記憶からも消え去ってしまった空。
確かに空は存在したはずなのに、状況の全てがそれを否定していた。
取り乱す白を見て、ジブリールは白が勝負に負け、偽の記憶を
植え付けられてしまったのではないかと疑う。

言葉を発する1歳以前から施設に預けられた天才少女。
そこでは知力検査と称してゲームをさせられた。
誰とゲームをしても退屈だった。
7つ年上の少年が母親と称する女性と訪れた。
周囲に気づかい同調しようとする少年に空っぽだと告げた白。
ゲームをしようぜ。

ステフもジブリールも空の存在を知らない。
一人で狼狽える白。
白は空を覚えている、それを考慮すると勝負に挑んで破れて
　記憶を改竄されたと考えられる。
それなら既に勝負は終わっている。

空の記憶は偽り？全て嘘なの？
空白に敗北は無い。
ステフの記憶から19日と21日の記憶は正しい事が判明する。
昨日の20日の記憶が抜け落ちている。
空の痕跡を探る、ステフが白に惚れることは無い。
つまりステフへの約束は空が行ったもの。
ゲームの可能性を考える、存在を奪い合うゲームなら
　この状況は可能。
クラミーが空に勝負を挑んで、エルフを掛けて空が受諾した。
お互いの存在と記憶を賭けた勝負。
エルフの魔法なら可能。

もし勝負が今も続行しているのだとしたら？
ジブリールが周囲を探索して魔法の行使を確認する。
ステフが転ぶ、そこにオセロの駒が落ちていた。
お互いにゲーム続行が不可能となった場合は
　指名した相棒が代打ちを可能とする。
ゲーム版も局面も不明だが考える。
空なら相手を勝つために誘導する。
空の手を考えて駒を打つ白。

オセロで最後の3つの駒が局面を逆転させる。
ようやく空とクラミーが出現する。
ごめんなさい、もっと早く・・・。
逆にクラミーは負けて意識を戻さない。
お互いの記憶の定着と返還。
クラミーが意識を取り戻す。
もう一つはエルフの記憶を改竄する。
空の思考を共有して理解したクラミーは了承する、私達に
　スパイに成れという事ね。

空と白、クラミーとエルフが抱き合って号泣する。
怖かったよ。

---次回　「指向性《ブルー・ローズ》」---

お互いの存在を賭けたオセロゲーム。
エルフが必要なので、エルフを賭けたゲームをクラミーと
　行っていた空でした。
そしてクラミーに自分の考えを理解させるゲームでもありました。
ゲーム続行が不可能な場合に相棒を指名していたので
　白だけは気づけたのでした。

普通にゲームをすればいいのに、色々と特殊なゲームを
　考えてますね。
ただアニメでゲーム内容を説明するのは難しいですね。
口頭で説明されても理解はしづらい。

そしてこんなオセロに日本オセロ連盟が監修してます。
チェスも同様でチェス協会が監修してます。
それらは口頭レベルに近い申請で了承される程度なのでしょうね。
少なくとも事前に映像を提出して審査する必要はないのでしょうね。
他作品のパロディを承認申請はギリギリの制作状況では
　無理なので提出できないでしょう。
それでも、申請中程度の文言は記載して欲しいところです。

それから白の過去が描かれてました。
天才ゆえの悲哀ですね。
空と白には現実世界は生き辛い。