棺姫のチャイカ TokyoMX(6/04)#09

第9話　記憶の値うち

公式サイトから
終戦記念日の祭りで賑わう街。
北の民族抗争の鎮圧を命じられたジレット隊も、旅の途中、その賑わいの中にいた。
ジレットと二人きりの買出しを喜ぶヴィヴィ。
一方、魔法思念料を求めるチャイカ達だったが、目当てのものはどこも品薄。
手元に残る量では機車（ヴィークル）を動かすにも半日ともたない。
そんな中チャイカは、魔法思念料に代わる燃料として、自身の記憶を使用できると言う。
チャイカの欠落した記憶、アキュラの里で過ごした幼き日の
トールの記憶――それぞれの「記憶」が交錯する。                     

終戦記念日の祭り。
魔法思念料が足りないチャイカ、ヴィークルを半日程度しか
　動かせない。
終戦記念日で魔法師が町の魔法思念料を大量に購入して
　どの店でも品切れ。
魔法思念料が無くなってもチャイカの記憶を使えば魔法は使える。
チャイカの記憶の欠落がその所為かもと思うトール。

ジレットたちは北方民族の抗争鎮圧に向かっていた。
同じ町でヴィヴィとお買い物のジレット。
最近は何かジレットがおかしいと話し合うメンバー。
本来ジレットは一途なまでに正義感を尊ぶ。
それは側で見ていると危ういほどに清廉潔白でもあった。
チャイカに出会ってからは、本来の職務に疑問を感じている様子。
レオは作られた亜人、戦争で危険な任務を代行するための存在。
ジレットは、そんなレオにも人間として接して任務を命じてくれる。

町で貴族の財布を盗む兵隊崩れの男。
仕事が無くて盗みを働いた。
綺麗ごとだけでは生きていられない。
カレンが師団長の新たな指示を届けに来た。

アキュラの里ではサバターとしての訓練の日々だったトールとアカリ。
実は感情に流されるトールはサバターには向いていない、
　直ぐに戦死すると兄弟子に言われていた。
二人の思い出が羨ましいチャイカ。
そんなトールにも苦い思い出があった。
行商人のハスミンには習った技を自慢して見せていた。
でも悲しそうな顔を見せるハスミンだった。
ある日、山賊に襲われてキャラバンが全滅した。
静止も聞かずにハスミンを探した幼い頃のトール。
発見したハスミンの最後の言葉が大丈夫。
その思いは今も引きずっている
里の大人が山賊を全滅させたが、虚しいだけだった。

最後の店は町はずれ、そこでは魔法思念料が残っていた。
ヴィークルと機杖用の魔法思念料を購入。
隣町のガバーニ侯爵領なら魔法思念料も豊富。
鉱山の町で領主はガズ皇帝の遺体も持っているらしい。

記憶を魔法思念料として使う場合は記憶を選べない。
ジレットもガバーニ侯爵領の移動要塞の調査を
　指示されていた。
ズィータとヴィヴィが潜入調査に向かう。

---次回　「天征く要塞」---

記憶に関するエピソードでした。
主にトールとアカリの思い出、二人は忍者ですから
　伊賀の里での訓練の日々のようでした。
アカリは幼い頃からトール一筋だったのですね。
苦しい思いも苦い思いもチャイカには羨ましい。
チャイカの記憶は曖昧ですからね。

トールと会ってからは記憶は使っていない、
　使う記憶は選べないならこれからも使うな。
チャイカはトールとの思い出が増えていくのでしょう。

いつも何故だか、同じ方向に任務が発生するジレット。
次回も同じ町に向かうようです。

ガズ帝国を倒して平和になったはずなのに暮らしは
　豊かにならない近隣諸国。
戦争特需で一時的に豊かになっただけなのだろうか。
平和と豊は違うということでしょうか。