RAIL WARS! TBS(8/21)#08

第8話　私が届けます！

公式サイトから
誤解が誤解を呼んで、ますます心が行き違ってしまう直人たち第四警戒班の面々。
天候も大荒れで、どしゃぶりの雨が軽井沢の地を打つ。その豪雨で土砂崩れが発生！　
そんな状況の中、日本臓器輸送システムの職員が、移植手術用の臓器を
輸送する為、一刻も早く前橋の病院へ向かわなければならないという。
豪雨の影響で周囲の道はほとんど閉ざされ、ここ軽井沢駅で立ち往生していたのだ。
軽井沢から前橋へ向かうには碓氷峠を下るしかないが、動ける電車はない。
諦めムードの中いつもは冷静なはるかが一人声を上げる。
「私が届けます！　列車が動かないなら線路を走ってでもいくべきです！
すぐに出れば横川まで二時間以内に行けるはずです！」
その声に地図をじっと見つめいた直人が応える。
方法があるかもしれないと――

豪雨で土砂崩れ発生。
軽井沢の教会でアイドル鹿島乃亜を任務で出迎えた高山。
そこに居合わせるあおいとはるか。
雨も激しくなり、今泉と札沼が温かい飲み物を届けに来た。
高山が運転手志望だと隣でべったり張り付いて話す乃亜。
案外女たらしだと言いながらも競って勝つのも悪くない。
乃亜は3人にも勝つつもりの様子。

緊急の電話で熊ノ平で土砂崩れが発生する。
警4の4人は出動、乃亜はリハーサルに向かう。
立ち往生した列車から乗員を駅に誘導する。
今直ぐ列車を発車して欲しいと職員に詰め寄る女性。
2時間以内に移植用の臓器を前橋に届けないと
　使用不能となるらしい。
道路が普通で鉄道に切り替えた。

それを聞いて、はるかが歩いてでも届けると言い張る。
旧線を使えばもっと早く横川に到着できるはずだと高山。
それなら軌道自転車を利用出来ないのかと問う上司。
EB42型、軌道自転車アプトくん。
4人でペダルを漕いで進む設計。

はるかが操作マニュアルを理解して、運転は高山。
今泉とあおいに指示をする班長代理。
バッテリを交換する必要がある、時間が無いのでペダルを
　漕いでモーターを回して充電するのが最適。
今泉がペダルを漕いで、あおいや職員が押し掛けする。
赤信号を通過するのは気が引ける高山。
16のトンネルを通過して、下り坂を駆け降りれば横川駅に着く。
しかしブレーキが利かずスピードが落ちない。
車体がカーブで浮いてしまう、傾いた車体をハングオーバーで
　体重を掛けて抑え込むあおい、今泉も同調する。

ようやく発電ブレーキが聞き始めてスピードが落ちて安定する。
熊の平駅では職員が応援して見送ってくれる。
旧線に入ると保守はされていないので何が起こるか分からない。
残りのトンネルは10個。

---次回　「ありがとう」---

乃亜とのラブコメからの緊急事態発生。
前回は晴れていた軽井沢なのに、山の天気は移ろいやすい。
急に土砂降りで、しかも土砂崩れ発生。
ちょっと無理があり過ぎなエピソードの繋ぎです。
それなら前日から雨を降らせておけば良かったのに。
札沼まりと今泉も傘を持ってドリンクを届けてます。
きっと途中で傘を買ったのですよね。

あおいが高山と合流したのは、はるかたちの行先が不明だから。
でも札沼と今泉には連絡してドリンクを持ってきてもらった。
ここら辺りも違和感を感じます。

教会での修羅場を一度終らせて、土砂崩れは後日
　発生したなら納得できるのに。
そして前回の碓氷峠を走る横川-軽井沢線が
　ここで効いてくるのですね。
軌道自転車は4人で漕ぐのかと思ったら今泉だけで
　絵的にもペダルが4つも無い。
設計思想が4人漕ぎだったってことだろうか。
まあ、後半のアプトくんの部分、鉄道に関する部分は
　悪くないだけにラブコメが作品を壊している感じです。

乃亜の宣戦布告に高山を見るはるかの魚のような目が
　何とも言えず良かった。