花物語 TokyoMX(8/16)

第変話　するがデビル

其ノ壹　公式サイトから
3年生に進級した神原駿河は忍野扇から、「願いを叶えてくれる悪魔様」の
噂を聞かされる。。
悪魔様の正体を知るべく、会いに向かった駿河の前に現れたのは―――。

両親は既に亡くなっている神原駿河。
高校三年生に進級して戦場ヶ原ひたぎ、阿良々木暦も卒業していた。
男装の忍野扇から悪魔様のことを聞く。
それは無意識化で暦を襲った自分のことではないのか？
今でも左手を拘束して眠る。
翌朝は新聞で事件が無いことを確認して安心する。
バスケ部主将を引退した駿河から引き継いだ日傘に
　悪魔様のことを訪ねる。
悩みを相談すれば解決するらしい。
火憐から悪魔様に会える場所を教わる。
そこに居たのは中学バスケのライバル沼地蠟花だった。
3年前から他人の不幸を収集している。
ただ話を聞くだけ、時間が解決してくれる。

其ノ貮　公式サイトから
朝起きると、駿河の左腕は猿の手から人間の腕に戻っていた。
困惑しながらも、喜びを感じている駿河の前に、詐欺師・貝木泥舟が現れる。

朝目覚めると左手が人間に戻っていた。
悪魔様が居なくなった、沼地はスポーツ特待生で
　左足を負傷して転校したらしい。
貝木泥舟と隣町で出会う、走って逃げるが追い越される。
敬愛する戦場ヶ原と阿良々木から口を利くなと言われていた。
自慢の足で逃げられず悔しくて泣いている。
焼き肉を奢ってくれる、母親の臥煙遠江を知っていた。
昨年8月に会った臥煙伊豆湖も臥煙は町を出るまで名乗らなかった。
家庭教師のようなもので、自分が亡くなったら娘を
　よろしくと言われていた。
神原とは呼びたくない貝木。
近々、猿の手の回収業者が訪れるから、渡してしまえ。
駅に来ることは沼地蝋花に聞いた。

其ノ參　公式サイトから
貝木からの情報で、再び沼地と会うことを決意した駿河。
しかし、逆に蠟花の方が駿河の前に再び現れる。
その時、彼女の左腕はかつての駿河のように包帯に巻かれていた。

再び、沼地と会う駿河。
貝木は沼地が回収業者だと知っていた。
1on1で勝負しよう。
駿河の願いを教えてくれたら、3年間のことを話そう。
戦場ヶ原に対する思いを話す。
左足、左手が猿になっていた。
実は運動神経が優れていた沼地、小学校では頑張って目立ち過ぎた。
中学ではバスケにトライ、目立たないように行動した。
しかし左足を亀裂骨折した、もうスポーツは出来なくなった。

其ノ肆　公式サイトから
不幸の蒐集家となった経緯を話す蠟花。
さらに彼女は『悪魔』の蒐集を始めた経緯も駿河に語り始める。
話が終わり別れる二人だが、その後、火憐から駿河に
蠟花の新たな情報がもたらされ……。

見舞いに来た友人から相談された、他人の不幸は蜜の味。
知らぬ街で不幸を集める際に貝木とぶつかった。
そして怪異の事を知った。
花鳥蝋花が相談に来た、身籠った彼女は猿の足に願った。
解決するために左足が母を勝手に殺そうとした。
助けたいと思った、解決を願ったら左足が入れ替わった。
悪魔は商売敵、駆逐しようと思って収集している。
手足以外も悪魔になっている、全体の1/3以下。
火憐からの電話で沼地蝋花は3年前に手首を切って
　亡くなっていたと伝えられる。
早朝目覚めて走る駿河、疲れて道路に倒れる。
そこに通りかかったのは阿良々木暦だった。
卒業祝いに買ってもらったワーゲンだった。
放っておくのが一番良い、誰も困らない。
それは嘘、お前が困っている、お前が困れば、俺も
　戦場ヶ原も困る。
納得できないなら戦え。
手伝えることはあるか？
無い。

其ノ伍　公式サイトから
体育館で相見える駿河と蠟花。
『不幸の蒐集』と『悪魔の蒐集』を止めるべく、ある条件のもと
駿河は蠟花にバスケットボールの試合を挑む。

貝木から荷物が届く、母から預かった品は頭部だった。
沼地と頭部を掛けて再度、勝負を挑む。
負けたら蒐集を辞めろ、ハンマーで頭部を壊す。
私はお前を見ていられない。
1on1で一発勝負。
成仏する気はないのか？
死んだことを理解していなかった。
彼女は私の別の姿でもある、引導を渡したい。

駿河の勝利、バスケはチームでするものだ。
何に負けたか分からない人生だった。
悪魔のパーツを残して成仏していた。
私は沼地が羨ましかったのだ。
目覚めると暦が覗いていた。
裸で眠っていた駿河、しかしときめかない暦。
火憐ちゃんの方がドキドキする。
今回の事件を聞いて頑張った、凄い事をしたと褒める。
悪魔のミイラを引きとって欲しい、忍のおやつに。
似合っているがスポーツをするために髪を切って欲しい。
全てをお前が背負い込むことは無い。
正しいとか間違っているとか言う奴がいるかもしれないが
　気にするな、お前は青春をしたんだ。

---感想---

青春でした？
このシリーズは暦が関わらず皆が自分で決めて
　行動するシリーズでしたね。
駿河と会いたいと言った臥煙伊豆湖は別件で
　何か関わったようですね。
それとは関係のないエピソードでした。
ある意味、駿河が一番のハッピーエンドかもしれない。
友人の日傘からはルガーと呼ばれる駿河。
ルガーは拳銃を思い出す。

恋物語の後の時系列で、貝木はヒゲ面、暦も
　髪が長くなってました。
駿河と暦の変態の会話が面白かったのですが、
　少なめで最後だけでした。
髪の長い駿河は美人でした、でもボーイッシュな髪が
　イメージに合っている感じですね。

さて、今後のアニメ化、終物語も期待して良いのでしょうか。