スペース☆ダンディ TokyoMX（8/24）#21

EPISODE 21　悲しみのない世界じゃんよ

アロハオエ号が残骸となっている。
ゴンドラから目覚めるダンディ。
QTとミャウに連絡するが繋がらない。
スクーターで街に向かうとようやく誰かに会う。
彼はフェルディナンと名乗る。
空腹なのでレストランを案内してもらう。
不味くて死ぬかと思った。
生と死の境界は曖昧なもの。
眠るときは死んでいる様なモノ。

我々は死ぬために生きている。
世界は破滅に向かっている。
危ない、ナイトポーターに囲まれて逃げる。
彼らは水面に映らない、幽霊だと叫ぶダンディ。

ダンディの葬列が行われている。
腹が減ってますか？
眠いですか？
あなたは死んだのに、気づいていないのです。

立方体から記憶が蘇る。
QTが近くに珍しい星が在ると報告する。
背に腹は代えられない、そこに珍しい宇宙人もいるだろう。
しかし暗黒星雲に引き寄せられて遭難する。

そこは使者たちの星。
立方体はフライトレコーダーのような物。
死者の国、悲しみの無い世界。
喜びも無い、そんな世界は嫌だと逃走するダンディ。
ロープウェイに乗ると少女が乗っていた。
元の世界に戻りたい。
上？下？
下は地獄みたいだから、上と答えるダンディ。
此処はこの世とあの世の狭間。
死んだ魂の世界。
生きているのは一人、少女だけ。
その惑星自身が少女だった。

かつてはこの星にも人類が居たが戦争で滅んでしまった。
今は誰も居ない。
魂は他の魂を呼び寄せる磁力が在る。
私は寂しかった。
ダンディは元の世界に戻れないが、別の次元には行ける。
それには膨大なエネルギーが必要。
この星の全てのエネルギーを使う程の。
それはダンディに恋をしたから。

暗黒星雲の影響下から脱出したアロハオエ号。
ダンディは眠っていた。
ロープウェイで戻ってきたダンディ、少女ポーや
　フェルディナンと再会する。

---次回　「同じバカなら踊らにゃ損じゃんよ」---

珍しい宇宙人を探して、魂が死の世界に吸い寄せられたダンディ。
あの世とこの世の狭間の世界。
そこにもかつては人類が居た。
全員が滅んで星だけが生きている。
そこに迷い込んだダンディでした。

でも惑星の少女は寂しかった、ダンディに恋をした。
別次元の世界に戻ったはずなのに戻ってきたダンディでした。
考えるな、感じろな世界の作品でした。