東京喰種トーキョーグール TokyoMX(9/18)#12終

最終回　第12話　喰種

公式サイトから
戦闘が次第に激しさを増していく、「アオギリの樹」本拠地。
喰種vs人間、その戦いの行方は…。
「あんていく」の面々はカネキを救い出せるのか！？
  一方その頃、アオギリの幹部・ヤモリに一人連れて行かれたカネキは、
想像を絶する苦しみを受けることに。
意識が朦朧となった彼の精神世界に、突如現れた人物とは…？

ヤモリの拷問に苦しむ金木。
手を差し伸べたのは理世だった。
金木の母は優しい人だった。
父親は物心つく前に亡くなっていた。
母親はバイトに内職と一日中働いていた。
お金をむしんする姉にも金を渡していた。
だから過労で亡くなった。
金木にとってヒデだけが心の支えだった。

万丈の部下を拘束したヤモリ。
どちらを助けるか選べ。
僕が殺すみたいじゃないか、選べない。
女性を殺すヤモリ、しかし男も殺す。
全てお前の所為だ。

あなたは自分は責め続けるだけ。
責めるだけでは何も変わらない。
傷つける人より、傷つけられる人になりなさいが母親の教え。
この世の不利益は全て当人の力不足。
金木が強ければ大切な人を守れた。
あなたが選んだ世界、この状況を作ったのはあなた。

母親も姉を見捨てるべきだった。
姉の面倒を診るのは優しさじゃない、弱いだけ。
僕のために生きて欲しかった、母さん。
見捨てる覚悟が足りなかっただけ。

ヤモリは許せる？
アオギリが力を付ければ20区もこのままではいられなくなる。
私を受け入れる事？
僕があなたを越える。
間違っているのは僕じゃない、この世界だ。
生きることは他者を食らう事、僕はグールだ。

髪が白くなった金木、これが最後、喰らうというヤモリ。
拘束を引きちぎる、ヤモリを喰らうが不味いな。
次は僕の番。
赫子を発動してヤモリを攻撃する。
ヤモリを貫く金木の赫子。
お前は俺を喰らおうとした、喰われても仕方ないよね。

---最終回---

ようやく覚醒した感のある金木でした。
これがこの作品の本質な感じですね。
生きるためには他者を喰らうしかない。
ようやく、この境地に辿り着いた金木でした。

ハッキリ言って、人間であり続けたいから人肉は食べないと
　言いながらも食べている金木が不満でした。
その時の折り合いの付け方の描き方が不十分でした。
でも今回は、1話を使って描いたのは好印象です。
でももっと早く描いて欲しかったですね。

あとトーカの真戸との戦いでの台詞も、演出が
　足りなかった気がしています。
喰種になりたかったわけではない、等々の台詞ですね。

アオギリとCCGとあんていくの戦いは結果だけでも
　知りたい気はしますが・・・。
2期が無いなら、これでも良いかもしれない。
イメージした作品はデビルマンでしたね。