2014年夏アニメ(9月終了) 個人評価
2014年9月終了アニメ(夏アニメ)を個人的にピッコロさんの
フォーマットを借りて評価する。
今期の全話視聴アニメは下記となる。
- プリズマ☆イリヤ
- ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース
- 東京喰種トーキョーグール
- 普通の女子高生が【ろこどる】やってみた
- RAIL WARS
- 信長協奏曲
- アルドノア・ゼロ
- ベイビーステップ
- ハイキュー!!
- さばげぶっ!
- キャプテン・アース
- 月刊少女野崎くん
- アオハライド
- ハナヤマタ
- Re: ハマトラ
- モモキュンソード
- Free! -Eternal Summer-
- まじもじるるも
- グラスリップ
- 残響のテロル
- 六畳間の侵略者!?
- 東京ESP
- ペルソナ4 ザ・ゴールデン
- 魔法科高校の劣等生
- ばらかもん
- ガンダムさん
- 人生
- スペース☆ダンディ
- ひめゴト
- 精霊使いの剣舞
- M3-ソノ黒キ鋼-
- 魔法少女大戦
- 目玉焼きの黄身いつつぶす?
評価項目の内訳は下記となる。
ストーリー
キャラクター性
画
演出
音楽
総合的な評価
<評価項目は各5点満点>30点満点。
一応評価の指標として、
5点:とても良い 4:良い 3:普通(及第点)
2:惜しい、何かが足りない 1:悪い 0:かなり悪い
===============================================
プリズマ☆イリヤ
ストーリー 2
キャラクター性 4
画 4
演出 3
音楽 3
総合的な評価 2
ハッキリ言って、期待していた分、半分も楽しめなかった。
早い話数で、目的を提示して欲しかった。
ただ、流されるだけのイリヤ目線は面白くなかった。
話数、尺の関係で次期作へのネタフリで終わった感じだった。
ネチケットを知らない原作厨が多くて辟易した、彼らの行為も
評価を下げた。
ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース
ストーリー 3
キャラクター性 3
画 3
演出 3
音楽 3
総合的な評価 3
各自が操る特殊能力、スタンドとのバトルが
変化に富んでいる。
工夫を凝らしたスタンド、意表を突くスタンド使いと
飽きさせない設定が見事だった。
次があるので、無理にまとめて終わらせる必要が無いのは
分かるが、最終回とは視聴するまで思わなかった。
東京喰種トーキョーグール
ストーリー 3
キャラクター性 3
画 3
演出 3
音楽 3
総合的な評価 3
人間だから食べないと言いながらも生きるために食べる。
その葛藤、折り合いの付け方の描き方が不十分に思ったが、
それも含めて最後の描き方は良かった。
3つ巴の戦闘結果を描かずに、金木の覚醒までを
描く割り切り方は見事だった。
確かに誰が勝った負けたには大きな意味が無いのだと思う。
普通の女子高生が【ろこどる】やってみた
ストーリー 3
キャラクター性 4
画 3
演出 4
音楽 4
総合的な評価 5
何も目新しさはないが、ボケと突込みがしっかりと
演出されており毎回、面白く楽しめた。
奈々子の自虐的な一人突込みが特に面白かった。
女子たちの日常物でもあり、身近なアイドル設定も良かった。
最初はどうかなと疑問だったゆるキャラも可愛く思えてきた。
アイキャッチ、エンドカード、場面転換の作画に拘りを感じた。
RAIL WARS
ストーリー 1
キャラクター性 3
画 4
演出 2
音楽 4
総合的な評価 2
鉄道オタクならば楽しめたと思う。
しかし現実に近い設定で、現役高校生が実際の職務、
公安として活躍する設定は無理があり過ぎる。
指導員は行動を共にしない、拳銃を発砲するなど、違和感だらけ。
企業ものではないが、企業を蔑んでいるとも思えた。
主人公たちが超能力でも持っている方が素直に楽しめた。
キャラデなどは良かったのだが・・・。
信長協奏曲
ストーリー 2
キャラクター性 3
画 2
演出 2
音楽 3
総合的な評価 3
ストーリー的には他でも描かれたタイムスリップ作品。
尺が短くて駆け足的な描き方が残念だった。
あの終わり方なら、もっと話数を削って丁寧に描いても良かったと思う。
決して切れの良い場所でもなく、最終話の必然性も感じなかった。
フルCGを手修正した画像だが、良く動かしていたとは思う。
しかし違和感も少なからず感じた。
ベイビーステップ
ストーリー 3
キャラクター性 3
画 2
演出 3
音楽 3
総合的な評価 3
地味だが面白いストーリーなのだが、メインヒロインの
奈っちゃんが可愛くない。
高校生なのに、何処のOLさんと思える違和感が残念過ぎる。
最近のアニメでは珍しくマンガより可愛くないヒロインだった。
さばげぶっ!
ストーリー 3
キャラクター性 4
画 3
演出 4
音楽 4
総合的な評価 4
最近では珍しい何でもありのドタバタギャグ作品。
何だか懐かしくもあり、それでいて予想を裏切る展開が
面白かった。
やはり演出、魅せ方が上手かったと思う。
パロディが効果的だったかは微妙だと思う。
最近では珍しいナレーションが効果的だった。
アルドノア・ゼロ
ストーリー 4
キャラクター性 3
画 4
演出 4
音楽 3
総合的な評価 5
ありふれたロボット、戦争もの設定だが、良く考えられていた。
主人公が出来過ぎ感はあるが、戦闘が
頭脳戦で面白かった。
2期への引きは最高だが、裏切られるかもしれない。
ハイキュー!
ストーリー 3
キャラクター性 3
画 3
演出 4
音楽 4
総合的な評価 4
高校バレー部を真正面から描いたのは好印象。
弱かった学校が少しずつ成長して強くなる王道展開は燃える。
主人公が猫目小僧に見えたりした。
キャプテン・アース
ストーリー 3
キャラクター性 3
画 3
演出 3
音楽 3
総合的な評価 3
エウレカ、スタドラのように色々詰め込んだボンズ
お得意のSF作品。
細かい事は気にせず勢いで視聴する作品だと思う。
しかし今作は勢いが足りないので、細かい設定が
気になってしまった。
そうなると描き残し、説明不足が目立った感じがした。
月刊少女野崎くん
ストーリー 3
キャラクター性 4
画 3
演出 4
音楽 4
総合的な評価 4
ラブコメギャグ作品。
メインよりも、サブキャラが目立った気がする。
4コママンガ原作を上手くストーリーに仕立てた手腕は見事。
アオハライド
ストーリー 3
キャラクター性 3
画 2
演出 3
音楽 3
総合的な評価 3
典型的な恋愛少女アニメ。
もう少し主人公のヒロインが明るくて元気なら
見やすかったかも。
今風?な感じで全体的に暗さを感じさせたのが残念。
姉的なポジションのヒロインが珍しく感じた。
途中で作画崩れが結構、目についた。
ハナヤマタ
ストーリー 3
キャラクター性 4
画 2
演出 4
音楽 3
総合的な評価 3
頑張る少女たちのストーリーは面白い。
ただエピソードの理由付けが下手に感じた。
待ち合わせを忘れたり、米国帰国など。
描きたい事は分かるので、もう少し考えた丁寧な設定が望ましい。
監督お得意のカラフルな映像は好ましくない。
Re: ハマトラ
ストーリー 2
キャラクター性 3
画 3
演出 3
音楽 3
総合的な評価 3
1期に比べて格段にアップした作画と映像。
でも終わってみれば、何を見せたかったのでしょう。
殺人を行ってもハッピーエンド、全ては元どおりって
ふざけてるの?と思えるストーリーだった。
色んな伏線を回収したことが唯一の救いかもしれない。
モモキュンソード
ストーリー 3
キャラクター性 3
画 3
演出 3
音楽 3
総合的な評価 3
王道展開で安心して楽しめる、ゆるふわ作品だった。
それでもキャラが可愛くて案外楽しめた。
それでも桃太郎に乗っ取ったストーリー展開に感心した。
B級アニメとしては最高だった。
Free! -Eternal Summer-
ストーリー 2
キャラクター性 3
画 4
演出 4
音楽 3
総合的な評価 3
水泳シーンの作画やストーリー展開や演出、盛り上げ方は
流石に上手い。
ただ大人を描かないストーリーには無理を感じた。
大人が関与する、転校、負傷などの利用は下手だった。
そこは現実感がなく違和感だらけだった。
エピソードが足りなかったような感じがする。
まじもじるるも
ストーリー 3
キャラクター性 3
画 3
演出 3
音楽 3
総合的な評価 3
ある意味不思議な作品だった。
主人公が健気にも精一杯頑張るが不器用。
その頑張る姿が素敵だった。
ギャグの展開が不思議に感じる時もあった。
グラスリップ
ストーリー 2
キャラクター性 3
画 4
演出 3
音楽 3
総合的な評価 3
思春期の少女の夢のような、不思議な世界を
特殊能力と思わせて見せた詩的な作品。
不可思議な世界設定を曖昧な表現で演出していた。
こんな曖昧模糊とした作品もたまには面白い。
残響のテロル
ストーリー 2
キャラクター性 3
画 4
演出 3
音楽 3
総合的な評価 2
途中までは面白かったが、尺が足りないので、いきなりに
雑な展開で力技で終わらせた感じだった。
最後まで知的な犯行で、全国民に事件を白日の下に
晒そうとするストーリーにして欲しかった。
相手が強大な権力を持っているので握りつぶされないように
上手く行動するストーリーであって欲しかった。
最終回の視聴後は本当に残念だった。
目玉焼きの黄身いつつぶす?
ストーリー 2
キャラクター性 3
画 3
演出 2
音楽 3
総合的な評価 2
ある種のあるあるネタ作品。
1話はこだわりを感じて面白かったが、納豆をご飯に
かけて食べないので理解できないネタもあった。
もう少しオーバーに屁理屈を言わせて暴走しても良かった
かもしれない。
六畳間の侵略者
ストーリー 3
キャラクター性 4
画 3
演出 4
音楽 3
総合的な評価 3
色んな伏線を設定しながらも無理やり終わらせずに
自然に終らせてしまった。
侵略者の各キャラが可愛かった。
ギャグも有りながらも真面目な設定の主人公が立派過ぎる。
そんなギャグと真面目さを丁寧に描いた作品だった。
東京ESP
ストーリー 2
キャラクター性 3
画 3
演出 2
音楽 3
総合的な評価 2
特に目新しい設定でもなく、ストーリー的にも、作画的にも
演出的にも面白いところは無かった。
喰霊 零は監督の作品で原作者は関係無かったと感じた。
ペルソナ4 ザ・ゴールデン
ストーリー 3
キャラクター性 3
画 3
演出 3
音楽 3
総合的な評価 3
本編を視聴済みユーザーのためのファンデスク的な
作品だった。
本編を知らないと何処まで理解できたかは不明。
本編と同一部分は全てカットして異なる部分を描いたのは
良かったと思う。
魔法科高校の劣等生
ストーリー 1
キャラクター性 4
画 3
演出 2
音楽 3
総合的な評価 3
中二病、やおい作品。ヤマ無し、落ち無し、意味は・・・。
前提となる設定、世界観を原作を改変して先に描くべきだと思う。
ラノベとアニメは異なるが故に、改変も必要だと思う。
詳細に設定された事象をアニメで伝えるのは難しいとは思うが
何とか上手く魅せて欲しかった。
尺の使い方がおかしく、もう少し大胆に原作を改変してでも
バランス良くメリハリを利かせて見せるべきだった。
作画が大変な戦闘は端折っていたと思う。
あまりにも強すぎる異常な主人公だとギャグにしかならない。
せめて、強敵を準備して欲しかったが弱すぎて
殺戮にも等しいバトルの繰り返しは綯える。
新しい造語、さすおに、がギャグとして認知された偉大な作品。
ばらかもん
ストーリー 4
キャラクター性 4
画 3
演出 4
音楽 3
総合的な評価 4
田舎礼賛的ではあるが、主人公がヘタレで未熟な部分を
反省して成長する様が心地よかった。
実は大人の筈の主人公が一番子供っぽいギャップを
上手く演出していた。
人生
ストーリー 2
キャラクター性 3
画 3
演出 2
音楽 3
総合的な評価 2
基本的にはシュールギャグ作品。
常識人の男子がおまけで女子が自由に振る舞うのを
見守る作品。
ハーレム作品のようでありながら、そうでもない。
いろんな意味で型破りではあった。
笑える時と笑えない時があり安定しなかった。
スペース☆ダンディ
ストーリー 4
キャラクター性 3
画 3
演出 3
音楽 3
総合的な評価 3
1期とは異なり、ストーリーがSF的にも練られており
案外楽しめた。
1期の外れの多いストーリーが残念だった。
ガンダムさん
ストーリー 3
キャラクター性 3
画 3
演出 3
音楽 3
総合的な評価 3
最初のガンダムを知っていれば笑える作品。
笑いのセンスは上手い。
ひめゴト
ストーリー 2
キャラクター性 3
画 3
演出 2
音楽 3
総合的な評価 2
ギャグがワンパターン、キャラの可愛さだけの作品。
ネタ的に飽きてしまった。
精霊使いの剣舞
ストーリー 2
キャラクター性 3
画 3
演出 2
音楽 3
総合的な評価 2
MF文庫のワンパターンのハーレムアニメで目新しさも
感じずエロだけの作品だった。
しかしエロ作画ではRAIL WARSに負けた感じがした。
あらすじだけを追った作りで、どのエピソードも尺が足りない。
その結果として、どのキャラにも魅力を感じなかった。
作画が大変だからか、戦闘シーンの端折り方が酷かった。
この手の作品ではゼロ魔を越える作品は無いのだろうと
改めて感じた。
M3-ソノ黒き鋼-
ストーリー 3
キャラクター性 3
画 3
演出 3
音楽 3
総合的な評価 3
前半は冗長で詰まらなかった。
後半は謎も回収されて面白くなってきた。
15,6話程度で纏めれば面白かったと思われる。
魔法少女大戦
ストーリー 3
キャラクター性 3
画 3
演出 3
音楽 3
総合的な評価 3
5分でバトルも動いていたし、良く描いていた。
出来れば全県の魔法少女を描いて欲しかった。
===================================================
ベスト・キャラクター賞 宇佐美奈々子(ろこどる)
次点 ハナ・N・フォンテーンスタンド
次点 佐倉千代
OP賞
ED賞 まじもじるるも
るるもの性格が良く表されている
ドラマ仕立ての映像が素晴らしい
女性声優 潘めぐみ
次点 雨宮天
男性声優 中村悠一
次点 小野大輔
=====================================================
かつて、「凪のあすから」で主役の花江夏樹さんに上手くなるな。
とスタッフが事前に言い含めていたのが正しいと思った。
RAIL WARS、六畳間の侵略者、アオハライドの主役の
高校生は中の人が上手過ぎて妙に落ち着き過ぎていて
高校生には感じられなかった。
こんな作品が3作品も重なったので特に気になった。
特に六畳間の侵略者の中の人は、魔法科高校の劣等生や、
月刊少女野崎くんでも高校生役だったが、これらでは
役的に違和感は感じなかった。
Production I.Gは、黒子のバスケ、ハイキュー、ダイヤのAと
スポーツアニメが得意な会社の様相を呈している。
大人を描かない、描けないラノベと描ける、描く漫画原作の
構図が面白かった。
ヤマノススメ、ハナヤマタ、アオハライド、などは親を描いていた。
描かないが故に設定が、ストーリーが成立しないFree!
色々と違和感を感じた。
ラノベ原作では見事なまでに親さえも登場しない。
魔法科高校の劣等生は大人が登場するが、上位の命令者でしかない。
魔法科高校の劣等生は、事前の力の入れ方が凄かったが、
内容は説明が足りず、燃えることも無く残念だった。
原作を無視しても、設定や説明を先に見せるべきだったと思う。
細かく設定を構築した厨二作品でしかなかった。
ストーリーは単調でアニメには向いていない作品だと思う。
普通の女子高生が【ろこどる】やってみた。
自虐的な笑いは他人を蔑んだりバカにしない笑いなので
上品で高尚な笑いに昇華していた気がした。
この作品が今期のトップだった。
ばらかもん、も同じ類の笑いだったので高評価だった。
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