ソードアートオンラインII TokyoMX(10/11)#14.5

第14.5話　Debriefing

小五の時、私は銃で人を殺した。
3度引き金を引いた。
PTSDが発症して、銃を見ただけで発作を起こすようになった。
どんな薬も病院もこの症状を治してはくれなかった。

東京の高校に引っ越しても変わらなかった。
新しく出来た唯一の友達、新川恭二くんがGGOに誘ってくれた。
この時は、まだ彼の本当の気持ちに気付けなかった。
GGOでシノンとして強者と戦って勝つことだけを求めていた。
シノンが強くなれば、現実にも強くなれるような気がしていた。

ある日、キリトと知り合った。
彼も重いものを抱えて戦っている様だった。
キリトの強さの秘密を知りたかった。
デスガンを知り、詳細を教えられる。
からくりを教えられて震えたが立ち向かった。
デスガンとの戦いが始まる。

キリトを手伝いたい思いがファントムバレット、幻の銃弾に
　よる援護を思いついた。
あの記憶とは少しづつ向き合えれば良い。
だってこの世界は、こんなにも優しいのだから。

---次回　「湖の女王」---

シノンこと朝田詩乃の独白による総集編でした。
本編も尺があるせいか、丁寧でゆっくりなストーリー展開でした。
それが別に悪いことではないと思う。
逆に駆け足展開は問題なので決してマイナス点にはなり得ない。
ただの可愛いだけのヒロインではない詩乃でしたから
　ベテランの起用でした。
正解だったと思います。

トカレフの中国製銃、黒星、一時は国内で最も検挙数の多い拳銃で
　安全装置の無い銃で子供にも撃てたかもしれない。
そのあたりが現実的でした。
でも一般人にはトカレフは馴染がありますが、黒星は知らない。

次回からはOP,ED曲も変わってキャリバー編と母のロザリオ編が
　始まるようです。