弱虫ペダル GRANDE ROAD テレ東（11/24）#08

ROAD.8　アラキタ

呉南工業の待宮に騙されて頑張った最後尾集団。
既に足を使ってしまって、余力のない集団だった。
彼らは既に集団を見捨ててダッシュしていた。
先頭で走ることも無く一度も足を使っていなかったのだった。

彼は雰囲気を壊す人だ。
あんな人が主将たちに追いついてはいけない。
そうだ、協調すれば良いんだ。
周囲の選手に声を掛けるが既に皆は足を使い切って
　余力など残っていなかった。
一人、猛然とダッシュする選手を発見する。
彼は箱学の2番、荒北だった。
後を追いかけて協調を求める坂道。
しかし怖い雰囲気の荒北は一番苦手なタイプでもあった。

待宮には2度も騙された、一度目は最後尾をまとめて追いついてきたこと。
この事態は読み切れなかった。
2度目は荒北が集団に入った時に笑ってダッシュした。
自分のミスに怒っていた荒北に話しかける坂道。
箱学も御堂筋くんも純粋で真っ直ぐな気持ちでレースをしている。
でもあの人は違う気がする。
追いつくためには何でもしますからと協調を求める。
福ちゃんをどう思う？
あたってるかな、じゃあ、俺はどう思う？
怖くて食べられそうです。
でもやりたいことがあるなら、全力で突破しろと言われたんです。

福富の不器用さに似ているかもと考える荒北。
じゃあ、乗ってやるよ。
3人目を待っている荒北、真波が合流する。
本気で行って良いですか？
坂道がケイデンスを上げる、その回転数に感心する荒北。
しかしコース取りは滅茶苦茶で素人なのかとも思う。
真波が代わって先頭を走る。
楽しいねと笑う不思議ちゃんでもあった。
レース前に荒北は福富に言われていた。
真波が遅れたら運んでやってくれ、あいつはまだ化ける。

遅えんだよ、お前らクライマーは。
荒北が先頭で走り始めると、今までとは風も景色も変わる。
強く握らないと振り落とされそうなくらいの圧力だった。
コース取りもギリギリで肩やペダルが当たっても気にしない
　無駄の一切無い走法だった。
あっという間に箱学と総北の集団に追いつく。
泉田が先頭で追い抜かれたことを叱る。
合流しないで、そのまま呉南工業に追いつく。
その驚異的なスピードに驚く待宮だった。

---次回　「呉の闘犬」---

久し振りに熱く激しいエピソードでしたね。
現実的には距離が気になりますよね。
まだそれほど離されていないなら瞬間的なダッシュは
　有り得るかなとは思います。
坂道の活躍が見れたのも久し振りな気がする。
確か彼は主役ですよね・・・でも見せ場が・・・。
一年でレースも初めてだからかな？

坂道の中では御堂筋も純粋な人なんですね。
他人を利用していないからかな。
待宮は許せない、しかし直線が苦手で追いつけない坂道。
必死の説得が功を奏して荒北と真波の3人で協調で追いつきました。
実は真波も集団に飲み込まれていたのですね。

次回は呉南工業も単なる悪役ではないところを見せそうですね。