失われた未来を求めて TokyoMX(11/01)#05

第5話　量子猫と雫の行方

10月10日。
写真撮影で授業をサボったことを先生に怒られる。

シュレディンガーの猫、多世界解釈が最近は一般的。

深沢花梨はアイドル、文化祭ではライブを行う。
10月19日なのでユイは約束が出来ない。

女子サバゲ部が実戦練習、花壇の秋桜を散らしてしまい、
　怒られ逃走する。

追い駆けられる女子サバゲ部に巻き込まれて生徒会の
　PCを壊してしまう愛理。

文化祭で使用するPCなので困ってしまう。

それならPCを学内で手配しましょうと凪沙。
PC学会なら余っているかもしれない。
文化祭はタコ焼きの出展だった。

5台ほど借りたい、壊れたのは3台。
最近、視聴覚室のPCは重くて使いづらい。
PC学会のPCには乙女ゲームのようなキャラが在中していた。
どうやら人工知能を組み込んだキャラ、1台に10キャラが
　存在していた。
実際に会話が可能で、行く末は愛し合えることが部長の夢。
凪沙がキャラと勝負する。
貸してくれれば視聴覚室のPCも利用していることも黙っていてあげる。
それで操作が重かったのだった。

キャラに質問をする凪沙。
複数の質問を重ねると同意してくれる。
自己言及のパラドックス。
曖昧さを組み込んだので、7割程度の質問で答えてしまう。
視聴覚室のPCを調べたのは凪沙の父の関連企業。
それでPC学会の利用とアルゴリズムを知っていたのだった。

部室に来た佳織、ユイしか居なかった。
文化祭の準備を二人で頑張る。
ユイの事が気になる佳織。
奏君をどう思っているの？
お父さんみたいな人です。
どうして私の事を気づかってくれるの？
ユイの態度に気付いていた佳織だった。

夕飯を食べ終えた佳織と奏。
母親が泊りで帰れないと電話。
奏の部屋を枕持参で訪れる香織だった。

---次回　「駕籠の鳥の進路相談」---

中二病作品では有名なシュレディンガーの猫。
多元世界、平行世界、宇宙ひも理論。
そして美形キャラにAIをプログラミングしても
　心は宿らない。
色々と作品を暗示していますね。

アバンにダイジェストを放送する形式だったのですね。
そして途中で挟まれる未来のような育成槽と研究者の様子。
ゆいにとって奏はお父さんのような存在。
これで奏がゆいを作って送り込んだのは決定のようですね。
母親の詩織も関係しているのかなとも思ってみたり。
分岐と合流、元の世界に戻せるのだろうか？

EDは絵を文字で表現、TREE, BRIDGE, HIGH SCHOOLなど
　タイポグラフィと言うのでしたっけ。
夢枕獏さんの本にそんな作品がありましたね。