四月は君の嘘 フジ(12/04)#09

第9話　共鳴

公式サイトから
絵見は、あこがれのピアニストだった公生に想いを伝えるべく熱演を披露する。
ステージを終えたばかりの絵見は、公生のもとに向うが、かける言葉はなかっ た。
想いは全部、ピアノに込めたのだから。
そしていよいよステージに向かう公生。
ピアノを前にした公生に、亡き母の幻影が語り掛ける。
過去と対峙する公生の音楽の旅がはじまった。

公生の演奏を聞いてピアニストになると決めた絵美。
今も師事する落合先生にピアノを習い始める。
ピアノに何を込めるの？何をお願いするの？
あの子みたいにピアノを弾きたい。
同じ世界に立ちたい、同じ風景を見えるから。

絵美の演奏が終わり大歓声が聞こえる。
武士はとんでもないなと興奮気味。
公生の首根っこを掴む絵美。
ごめん、着替えてくる
今言葉は蛇足だ、思いは全てピアノに込めたから。

休憩中にトイレで凄い量の薬を飲むかをり。
公生の気持ちを考えて不安な椿。
公生の課題曲は普通の難易度。
今迄は難易度の高い曲を演奏してきた。
おのずと武士も絵美も難しい曲を選んでしまう。
現実はかをりが適当に決めたのだった。
この場を感じれば前に進めるから。

音楽はカラフルで血が滾る物なんだ。
ピアノに対峙して過去を思い出す公生。
　自宅で母が遊ぶ時間も惜しんでレッスンしていた。
　それが入院した母を喜ばそうとして1位を獲得してきた。
ピアノに威圧されるが演奏を始める。
戻って来たと嬉しそうな武士。
2年前のような正確な演奏で詰まらない絵美。

母親が入院するのは自分の所為だと思った公生。
コンクールに観戦に来ると聞いて嬉しかった。
勝ってもミスを許さない母親。
感情に溺れるからミスをすると人目も憚らず殴って叱る母親。
僕は喜んで欲しかっただけ、元気になって欲しかっただけなのに。
お前なんか死んじゃえば良いんだ。
それが最後の言葉だった。
母親が死んでもコンクールに出場した。

これは罰なんだ。
音が聞こえなくなって乱れ始める。

---次回　「君といた景色」---

今回も熱い台詞だらけでした。
逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ、ですね。
誰かがスポ根だと書いてましたが、そんな作品ですね。
でも台詞が熱くて多くて息抜きが出来なくて気持ち悪い。

絵美の台詞、言葉は蛇足だ、思いはピアノに込めた。
アニメでも思いをピアノに込めて欲しいよね。

母親は最初のコンクールで賞をもらって変わってしまったのですね。
自分が出来なかった夢が叶えられる。
その思いが行き過ぎてモンスターになったのでしょうね。
そんな母親でも大好きだった公生。
何が原因かは不明ですが、遂に爆発してしまった。
その言葉どおりに亡くなって、自分を責めたのでしょうね。

敗者の言葉は妬みと僻みだらけですね。
子供なのでストレートで残酷で酷い。
今のネットも同じですね。