SHIROBAKO TokyoMX(12/04)#09

第9話　何を伝えたかったんだと思う？

東堂美沙はCG会社勤務。
毎日、自動車のホールとタイヤを描いていた。

武蔵野アニメーションの朝礼、8話は納品完了。
12話までは制作進行中、13話は未だ木下監督のBパートの
　絵コンテが完成していない。
残り1ヶ月で原画完成が関の山。

第三飛行少女隊、アニメ化は大争奪戦が予想される。
木下監督もやる気で狙っている。
えくそだすっ！の円盤売上げが気になる本田デスク。
29位で悪くもないが、良くもない。

木下監督は未だ悩んでいた、面白いって何だと思う？
美沙は食堂でお弁当を食べる。
先輩は3年、6年自動車のCGを描いている。
でもSMC社は給料も休暇、福利厚生も充実している。
アニメ制作会社とは思えない程に良い職場だった。

しずかに野球のプリンス様のガヤの仕事が舞い込む。
試合の応援団に女性の声も必要だから。
美沙が休暇で電話して名もない役だが初アニメ出演を知って
　皆で集まることにする。
収録スタジオはオーディションで落ちたスタジオだった。
力を入れ過ぎて突出してNGのしずか、トーンを抑えてOK。

第三飛行少女隊の版権を持つ会社とアニメ化権を交渉する。
武蔵野アニメーションも名乗りを上げる。
しずかの仕事終わりに美沙とみどりも合流する。
絵麻とあおいは忙しくて来られない。
夢から遠ざかっている気がすると呟く美沙。
忙しい絵麻やあおいが羨ましい、しずか。
仕事柄、自動車のホイールには詳しくなった美沙。

SMCはカーレースゲームの仕事ゲットする。
立石社長と偶然に会って話をする。
自動車CGならSMCと言われるまでに10年で業界の信頼を
　得られるようになった。
50人の社員を食わせなきゃいけない。
美沙の目標を聞いて、将来の自分を描いて目標を決めるべきだ。

シナリオに合わせた最期を描こうとするが悩んでいる木下監督。
これで本当に良いのだろうか。
空母の作画を既に発注したが、納得できないので変えたい。
俺は何を伝えたかったんだろう？
ライターを呼んで話しましょう。

当初、何を描きたかったのですか？
美少女アクション。
タイトルは何から逃げてるのですか？
逃げて歌うことを得た。
あかねは人を信じる、裏切られても信じるキャラだと言いましたよね。
それを聞いて最後のイメージが次々に思いつく監督。
空母ではなくドームに向かう、そこで歌う。
一人で最終回を語りだす監督、そのエンディングに
　アニメキャラも納得する妄想を見る。
それらを文字に起こすライター。

私はキャッチボールをしに来ただけですから。
馬が100頭走る？用事で訪れて監督の語りを聞いたあおい。
自ら軟禁部屋に籠って絵コンテを描く監督だった。

---次回　「あと一杯だけね」---

東堂美沙のエピソードも描きながら木下監督エピソードでしたね。
後半は彼のエピソードでした。
事前に全ての大まかな流れが完成していると思ってましたね。
特に最後のシーンを決めて逆算して各エピソードを決めていると
　思ってました。
こんな描き方の監督だと周囲は大変ですね。

美沙の勤めるCG会社は立派ですね。
50人を雇って10年頑張っているのは凄い。
先ずは武器を作って、それからですね。
でも早急な業務拡張は危険かもしれないので、出来る幅を
　徐々に広げていくのかもしれないですね。
それに自動車のCGはアニメ以外の仕事がありますから
　大手と手堅い仕事が可能ですよね。
工業デザイナーに近い仕事ですよね。
美沙が5年勤めても求める仕事を担当できるかは難しそうです。

みどりは未だ大学生、しずかは初アフレコと5人でアニメ制作への
　道のりは遥彼方ですね。

今回もパロディ多目でしたね。
テニプリ、天城アミューズメント、きのこさんとかね・・・。
ゲンドウポーズとか。

ライターが持っていたノートPCのような機器、現実にあるポメラですね。
一世風靡したOSの無い電子メモ帳ですね。
所謂ターンキー・システム、専用工具です。