天体のメソッド TokyoMX(12/14)#11

第11話　流星群の夜

公式サイトから
汐音の部屋を訪ねた乃々香は、改めて自分の願いを語り、
そこには汐音も含まれていると告げる。
同じ頃、湊太と柚季は七年前の話をしていた。
お互いの円盤への願いが同じであることを知り、それはノエルが
叶えてくれたのではないか、と思うふたり。
今度はそのノエルの願いを叶えてやるべきではないか。
同じことを考えたこはるもまた、彼らの元を訪れていた。

ノエルはずっと忘れない。

登校の途中でノエルと会う乃々香、話があるの。
学校では柚希が乃々香を無視する。
湊太も少しぎこちない。
今は友達だから余計に辛い。
今夜、天文台に集まろう、皆で一緒に流星群を見るの。

こはるは乃々香が決めた事に理解してくれる。
汐音の家を訪ねる乃々香。
私はノエルのにっこりを叶えたい。
どうして放っておいてくれないの、友達なら分かってよ。
分かってるよ、柚希、湊太、こはる、汐音を語る乃々香。
私の願いは皆がにっこりになること。
汐音、ノエルと話してみて。

今夜が楽しみなノエル、皆いつ来るのかな？
柚希が他人と関わらないのは少し辛い湊太。
7年前の話しをする、湊太も柚希も同じ願いだった。
皆が仲良くすることだった。
こはるも同じだった。
今度は俺たちがノエルの願いを叶えてやる番じゃないのか。

望遠鏡を持って出かける乃々香。
汐音と出会う、ノエルも来る、迷子さん？
乃々香は先に天文台に向かう。
消えちゃうのに、どうしてそんな顔しているの？
乃々香と会えなくなるのに、悲しくないの、寂しくないの。
ノエルは皆が嬉しいとポカポカ、悲しいとチクチク感じる。
私の願いを叶えておいて狡い、断れないじゃないの。

走り去る汐音、乃々香とノエルが天文台に向かう。
3人は既に到着していた。
紹介したい子が居るの。
初めまして戸川汐音です。
待つ間に写真を撮る。

帰らないと・・・。

一人一人に話し掛けるノエル。
ノエルの事は絶対忘れないから。
ノエルも忘れない、乃々香がたくさん大事な事をくれたこと。
泣き崩れる乃々香、にっこりしないと駄目なのに。
お母さんの言葉覚えている？
皆、大好き。
これが流星群？
ノエル一緒に見よう。
ノエルの目から涙が溢れて止まらない。

ノエルの手を取ろうとする乃々香、ありがとう。
消えるノエルと円盤。
これで本当に良かったの、ノエル。

---最終回　「円盤のない街」---

SPなEDでしたね。
5人の願い、皆が仲良く一緒に居られるは叶った。
だからノエルの願いを叶えようと動く5人でした。

しかし、どうして、あそこで終わったのだろうか。
ノエルのありがとう、で終われば良かったのに。
消える所で終われば感動で終わったのに。

この作品って最初と最後を描いてお互いの気持ちの
　ぶつかりは描かない。
なので、個々の感情が流れてしまって、どうしてそうなったのと
　ばかりに疑問が生まれる。
途中を省くので、そうならないようにあれこれすれば良いのにと
　イラダチが募る。
作風なんだろうけれど、あっさりとし過ぎている部分を感じる。
それでいて肝心な部分は描き方が弱い。
ノエルの願いを叶えるのが今回のテーマなのに弱い。
乃々香に叫ばせれば良いのに、叫ばない。

ノエルとのお別れのシーンは感動的で良かっただけに
　非常に残念に思う。
次回は5人でもう一度天文台でお願いをすると思う。
7年前のあの時のように。
でもノエルは円盤だから成長しないのですよね。