2014年秋アニメ(12月終了) 個人評価
2014年12月終了アニメ(秋アニメ)を個人的にピッコロさんの
フォーマットを借りて評価する。
今期の全話視聴アニメは下記となる。
- 棺姫のチャイカ AVENGING BATTLE
- アカメが斬る!
- デンキ街の本屋さん
- 白銀の意思 アルジェヴォルン
- PSYCHO-PASS 2
- TERRAFORMAS
- selector spread WIXOSS
- 曇天に笑う
- ソードアートオンライン II
- 蟲師 続章
- 失われた未来を求めて
- 繰繰れ!コックリさん
- 異能バトルは日常系のなかで
- トリニティセブン
- 大図書館の羊飼い
- ヤマノススメ セカンドシーズン
- 旦那が何を言っているか分からない件
- 俺、ツインテールになります。
- 甘城ブリリアントパーク
- 結城友奈は勇者である
- Fate/stay night[UBW]
- 天体のメソッド
- グリザイアの果実
- ガールフレンド(仮)
- 神撃のバハムート
- 魔弾の王と戦姫
- 俺ん家の風呂事情
- 美少女戦士セーラームーン Crystal
評価項目の内訳は下記となる。
ストーリー
キャラクター性
画
演出
音楽
総合的な評価
<評価項目は各5点満点>30点満点。
一応評価の指標として、
5点:とても良い 4:良い 3:普通(及第点)
2:惜しい、何かが足りない 1:悪い 0:かなり悪い
===============================================
棺姫のチャイカ AVENGING BATTLE
ストーリー 3
キャラクター性 3
画 3
演出 4
音楽 3
総合的な評価 3
2期を全10話で上手く纏めた感じ。
到達点は見えているので、各伏線を回収して終わった。
若干駆け足展開は否めないが、結果の分かっているバトルでは
それは大きな傷とはなりえない。
目新しさのない設定だがB級作品として世界観、設定を上手く
扱っていたと思う。
アカメが斬る!
ストーリー 3
キャラクター性 3
画 4
演出 4
音楽 3
総合的な評価 3
2クールをかけてバトルを描いただけに終わった。
必殺シリーズの要素を盛り込んで、敵も味方も全滅に
近い状況となった。
原作ではもっと残酷で無情な世界を描いたらしいが、アニメでは
マイルドな演出となっていた。
ただ何を描きたかったのかと考えると何も残らなかった。
2クール作画は頑張っていただけだったのかもしれない。
白銀の意思アルジェヴォルン
ストーリー 2
キャラクター性 3
画 3
演出 3
音楽 3
総合的な評価 2
2クールで何が見どころかも不明だった。
作画は安定していたとは思うが、全般的にストーリーが
地味だった。
デンキ街の本屋さん
ストーリー 3
キャラクター性 3
画 3
演出 3
音楽 3
総合的な評価 2
この作品も作画は安定していた。
大粒な涙が特徴的だった。
前半はギャグが単調でキャラに頼っていた。
後半から笑えるようになってきた。
PSYCHO-PASS 2
ストーリー 2
キャラクター性 3
画 3
演出 3
音楽 3
総合的な評価 3
新たな敵との戦いだが、設定や世界観に
疑問を感じた。
もう少しシンプルに描いても良かったと思う。
少し描き切れていない気がした。
TERRAFORMARS
ストーリー 2
キャラクター性 2
画 3
演出 1
音楽 3
総合的な評価 2
2期がある様なストーリーで、各キャラの
紹介だけで終わった感じ。
それもバトルの途中で紹介が始まるので
熱くもなれなかった。
バトルでのモザイクの豊富さが特徴的だった。
selector spread WIXOSS
ストーリー 3
キャラクター性 3
画 4
演出 4
音楽 3
総合的な評価 3
1期は面白かったが、2期は謎も減って間延び感を感じた。
半分の尺なら綺麗にまとまった気がする。
新キャラも必要なかったと思う。
作画は安定しており、映像は見事だった。
曇天に笑う
ストーリー 4
キャラクター性 3
画 3
演出 4
音楽 3
総合的な評価 4
綺麗にまとまった作品。
作画も安定していたし、王道展開だったが楽しめた。
途中でOP曲やOP映像を変更して手が込んでいた。
ソードアートオンライン II
ストーリー 3
キャラクター性 4
画 3
演出 3
音楽 3
総合的な評価 3
2クールで3エピソードを描いていた。
最初のGGOエピソードは面白くなかった。
最後のエピソードは秀逸だった。
最初の尺を削って最後のエピソードを
もっと丁寧に描いた方が良かったと思う。
ただ2期目なので、マンネリ感は否めない。
蟲師 続章
ストーリー 4
キャラクター性 3
画 4
演出 4
音楽 4
総合的な評価 4
ストーリーも作画も安定して楽しめたシリーズ。
独特な世界観を作画と音楽で描いていた
後半の救いのないエピソードが目立った点が気になった。
失われた未来を求めて
ストーリー 2
キャラクター性 3
画 2
演出 3
音楽 3
総合的な評価 3
時間遡行のループストーリーで目新しさは無い。
最後は上手く纏めたと思う。
途中は作画も不安定で心配になった。
繰繰れ!コックリさん
ストーリー 2
キャラクター性 3
画 3
演出 2
音楽 3
総合的な評価 3
基本的にはシニカルな笑いの作品。
そこに少しペーソスを感じる演出でクスッと笑える作品だった。
ただ逆に大笑いできるネタが少なかった。
何か色々と上手く噛み合っていない感じがした。
異能バトルは日常系のなかで
ストーリー 3
キャラクター性 4
画 3
演出 4
音楽 3
総合的な評価 4
良くあるラノベハーレムアニメ。
しかし作画も安定しており、主人公が難聴でもなく
勘違いの恋愛を正すのは珍しいストーリーだった。
時間軸をいじったり、伏線を描いていたのは面白かった。
女性キャラは全員が可愛くてキャラ立ちしている。
厨二病がテーマだが、面白い切り口だった。
トリニティセブン
ストーリー 3
キャラクター性 3
画 4
演出 3
音楽 3
総合的な評価 3
作画は安定していた。
あらすじ展開ではなく、丁寧に描けば面白くなったと思う。
バトルが単調で、何が凄いのか伝わらなかった。
世界観や設定は悪くないので勿体ない作品だった。
ヤマノススメ セカンドシーズン
ストーリー 3
キャラクター性 4
画 4
演出 4
音楽 4
総合的な評価 4
1期の5分から15分で2クールと大幅に枠が拡大。
それに伴い丁寧に各キャラを描いた感じ。
背景は実写かと思う程に綺麗。
少女たちの日常や山登りを描くだけでも楽しめる作品だった。
大図書館の羊飼い
ストーリー 3
キャラクター性 3
画 3
演出 3
音楽 3
総合的な評価 2
取り敢えずは纏めた感じですね。
ただ全体を上手く扱ったような感じで、細部は良く分からなかった。
羊飼い自体が重要なのか、上手く伝わらなかった。
俺、ツインテールになります。
ストーリー 3
キャラクター性 3
画 1
演出 3
音楽 3
総合的な評価 3
今時珍しいくらいに作画が酷い回が有った。
もうニセモノ番組と言いたいほどだった。
設定や世界観は面白いのだが、萌えられるキャラが
居るようでいなかった。
フェチによるフェチのためのアニメのような感じだった。
甘城ブリリアントパーク
ストーリー 2
キャラクター性 3
画 4
演出 3
音楽 3
総合的な評価 3
作画や演出は流石に上手いのだが、ギャグが中途半端だった。
本筋の入場者数を増やすストーリーが曖昧すぎたことで
笑いが上手く作用していなかった。
もっと笑いに徹するか、入場者を増やすための策を真面目に
見せて反映させるべきだったと思う。
京都アニメーション作品としては稀に見る駄作だった。
旦那が何を言っているか分からない件
ストーリー 3
キャラクター性 3
画 3
演出 3
音楽 3
総合的な評価 4
設定と世界観の勝利だと思う。
有りそうで、無さそうな設定で、5分故の笑い、キレの良さを
感じた。
長尺になるとつまらない作品かもしれないが・・・。
結城友奈は勇者である
ストーリー 3
キャラクター性 4
画 4
演出 3
音楽 3
総合的な評価 3
ハッピーエンドで終わったのは良かった。
ただ最終回は駆け足でお茶を濁した感じに思える。
それまでとの作風との不一致さに違和感を感じた。
Fate/stay night
ストーリー 3
キャラクター性 3
画 4
演出 4
音楽 3
総合的な評価 4
完全に初見殺し作品ですね。
知らないと色々と疑問も多い事でしょうね。
ただ、丁寧な作りではあるけれど、序章でしかなく、
これからの後半が楽しみ。
逆にいうと、前半の今作はもう少し説明をすべきだと思う。
バトルは悪くないが、夜のシーンばかりで光のエフェクトに
頼り過ぎなきらいがある。
天体のメソッド
ストーリー 3
キャラクター性 3
画 4
演出 3
音楽 3
総合的な評価 3
作画は高レベルで安定していた。
ただストーリー展開はまどろっこしくて苛立ちを覚えた。
結果も簡単に読めてしまうので、映像的な演出も
頑張って欲しかった。
色々と残念な部分を感じた。
グリザイアの果実
ストーリー 3
キャラクター性 3
画 3
演出 3
音楽 3
総合的な評価 2
流石にゲーム原作で、有り得ないような特殊な設定を
重ねて描いていた。
ただ重くなりそうな展開をあっさりと描いて重く感じさせ
なかったのは良かった。
ガールフレンド(仮)
ストーリー 3
キャラクター性 3
画 2
演出 3
音楽 3
総合的な評価 3
美少女ゲーム原作で出来るだけ多くのヒロインを
登場させたいらしいので、こんなストーリーになったと思う。
ただキャラ紹介だけで終わらないような苦心は感じられたが
登場キャラが多すぎてメインの5人と少ししか覚えられなかった。
神撃のバハムート GENESIS
ストーリー 5
キャラクター性 5
画 5
演出 5
音楽 5
総合的な評価 5
深夜アニメとして放送するレベルではない動画に音楽。
大抵の劇場版アニメよりも良く動いて素晴らしい。
画と音楽は10を付けたい作品、そうしないと他と釣り合わない。
圧倒的な資金力で弦楽団で毎月場面に合せて作曲して
収録したり、DTS5.1チャンネル放送ととにかく凄い。
ディズニーアニメと比べ得る作品。
魔弾の王と戦姫
ストーリー 3
キャラクター性 3
画 3
演出 3
音楽 3
総合的な評価 3
頑張ってストーリーを上手く繋いでいたが、端折り感が
どうしても分かってしまう。
2クールであれば良い作品だったと思う、1クールでは
無理があるがなんとか致命的な欠陥とならないように
苦心していたのを感じる。
竜具の圧倒的力を人間相手に使用しないので、
案外と地味な戦闘となった。
でもそれが良かったと思う。
オレんちの風呂事情
ストーリー 3
キャラクター性 3
画 3
演出 3
音楽 3
総合的な評価 3
5分番組だが、キャラに頼らない作風が良かった。
サブキャラが増えても居座らず、ヘルプ扱いだった。
続編も見たいと思う。
美少女戦士セーラームーン Crystal
ストーリー 3
キャラクター性 3
画 3
演出 3
音楽 3
総合的な評価 3
昔ながらの変身バンクを3DCGで描いていたが
あまり効果を感じなかった。
火野レイちゃんの性格が異なっていたのはショックだった。
ストーリー展開はあまり上手いとは言えない。
昔のアニメで十分だったと思う、どうして今、リメイクなのだろう。
圧倒的にプリキュアが面白いのに。
劇場版で、プリキュア対セーラームーンでも描きたいのかな?
主役の中の人が同じ人なのは無理があり過ぎる。
===================================================
ベスト・キャラクター賞 市松こひな(繰繰れ!コックリさん)
OP賞 神撃のバハムート GENESIS
次点 繰繰れ!コックリさん
ED賞 トリニティセブン
4種類のエンドが準備されていた
女性声優 佐藤聡美
声優だけでなく歌でも頑張ってました。
男性声優
=====================================================
今期は、「神撃のバハムート」が圧倒的に凄かった。
もしかしたら、アニメ史上でも最高の制作費用かもしれないと
思うくらいに良く動いて綺麗だった。
それに背景も綺麗で、音楽も凄かった。
ドルビーサラウンド5.1チャンネルの放送など意欲的だった。
欧米で上映をすべき作品だと思う。
「異能バトルは日常系のなかで」は、色々と凝った演出で
面白く作成されていた。
ラノベハーレムアニメなのに、面白かった。
「トリニティセブン」は少々駆け足が気になるが、ストーリー的には
破綻しておらず、楽しめた。
「魔弾の王と戦姫」は、原作をかなりの駆け足展開だったと思う。
ストーリー的な問題は無いが、やはり駆け足展開は気になった。
竜具の能力を人間には使用できない枷が良くもあり、
悪くもある感じだった。
「曇天に笑う」は、ストーリーが上手くまとまっており、素晴らしかった。
途中で終わる作品が多い中で見事だった。
「ヤマノススメ」はJCの日常系でありながらも山にも登る。
1期は5分だが上手く纏めて見せていたが、今期は15分。
綺麗な背景もマッチして楽しめた。
「天体のメソッド」「selector spread WIXOSS」は当初のエピソードが
不足していて視聴して苛立ちを覚えた。
期待していただけに勿体なかった。
「結城友奈は勇者である」の不安を煽る展開と最後の
終わり方には違和感を感じた。
最終回に期待していたので、少し残念感が有った。
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