黒子のバスケ BS11(1/20)#52

第52Q　オレのもんだ

公式サイトから
もうひとつの準々決勝、海常VS福田総合の試合が始まった。
黄瀬にとって灰崎は、一度も勝てなかった因縁の相手。
帝光中スタメンの一人だっただけあり、灰崎の実力は確かなものだったが、
チームを省みない傍若無人な態度に海常メンバーは憤りを感じる。
堅実なプレイで攻める海常だが、灰崎を止めることができない。
さらに灰崎は見せつけるように森山の変則３Pを打ってみせる...！
それは黄瀬の"コピー"に似て非なる灰崎の必殺技だった！

帝光中時代の灰崎は人のおかずを奪うのが好きだった。
人の物は欲しくなる性格だった。
その日は、黄瀬が一軍に合流する日だった。

海常対福田総合の準々決勝が始まる。
灰崎は先輩でも邪魔だったと殴る。
チームプレイ精神の欠片もない、一番嫌いなタイプだ。
怒る海常主将の笠松、日向もリコも灰崎の態度には
　切れかかっていた。
灰崎の態度は悪いが、勝つためには必要と我慢する福田総合チーム。

灰崎以外の選手も上手い福田、早速スクープシュートをコピーする黄瀬。
笠松の股抜きドライブを奪う灰崎。
森山の独特なフォームの無回転シュートも奪う。
灰崎と黄瀬の能力は似ている。
それ故にお互いに並び立たない存在だった。

灰崎はテンポやリズムを我流でコピーする。
それ故に奪われた選手は灰崎のプレイを見ると自身のリズムを失い、
　プレイが崩れてしまう。
灰崎に奪われた選手はプレイを失ってしまうのだった。
早川のリバウンドも奪われてしまう。

海常は各選手のプレイが奪われて逆境に立ってしまう。
帝光中時代に黄瀬は灰崎に勝負を挑んだことがあった。
しかし、歯が立たなかった。
まだまだ、格が違ったのだった。
そればかりか、彼女まで奪われてしまった。

1Qが終了、すっかりお通夜状態の海常のロッカールーム。
俺がと勝負を挑む黄瀬、しかし負けてしまう。

---次回　「ジャマすんじゃねーよ」---

言葉の上では納得できるけれど有り得ない灰崎の能力。
何日も時間を費やして行った練習が無駄になる設定ですね。
相手のプレイを見たから直ぐにリズムを崩すだろうか。
西尾維新の言葉だけの能力に近い気がする。

無回転シュートは1期の頃の未熟なシュート映像を思い出す。
CGで描いたシュートは無回転で異常なシュートシーンが多かった。

灰崎の能力に上限は無いのだろうか。
良くあるストーリーだと、与えるだけ与えてパンクさせる展開が
　考えられるけれど。
灰崎の描き方は酷い男の演出だけれど、黄瀬の祥吾君呼びで
　その瞬間だけ好青年に思えてしまう。
不思議な感じですね。
今期はアバンに1期ではあった帝光中の紹介が全話で
　あるのだろうか。
今の黄瀬対灰崎には合っているからだろうか。