純潔のマリア BS11(2/15)#06

第6話　薔薇の下で
　LIBER VI SUB ROSA

今日もイングランド兵を蹴散らすマリア。
駆けつけたエゼキエルに魔法を使ったところは見ていないと
　言い訳をしてはぐらかす。
ル・ネ伯ギヨームがガルファに逢いたいと伝言するジョセフ。
ベルナールがガルファに神への忠誠を尋ねる。
ローマ教会にいつでも帰依します。
魔女マリアの魂を救う手伝いをして欲しいのです。
俺にマリアを殺せと言うのですね。
ジョセフは必死にマリアを庇う。
それは神に反抗する意味だと嗜めるベルナール。
この地に戦いが無くなれば魔女も必要なくなる。
ノルマンディ作戦をマリアに伝えることを命じられるジョセフ。

ジョセフに案内されてマリアと会うガルファ。
ジョセフを連れて空を舞うマリア。
アンは父親が再び徴兵されたのでマリアに頼みに向かう。
対応するエゼキエルに花輪をプレゼントする。
祖母の薬を貰って父親の徴兵を伝える様に頼む。

父親と母親はいつまでもマリアに頼っていて良いのかと考える。
ジョセフはノルマンディ作戦には介入しないように
　マリアに依頼する。
これでフランスが勝てば争い事は無くなるはずだから。
戦いから戻ったらジョセフはマリアの側で夢を叶える
　手伝いをしたい。
だから今回だけは目を瞑って欲しい。
卑怯だと呟くマリア。

エゼキエルの前にミカエルが降臨する。
貴方の仕事を忘れていませんか？
人を助けたいと思うのは奢りですか？
人間は人間の決めたルールで生きる、我々は関与しない。
私の言葉は天上の主の言葉です。
今度、力を使ったらマリアを天上に返しなさい。

マリアが純潔だと知って大笑いするベルナール。
フランス軍はイングランド兵を待ち伏せて攻撃する。
フランス軍の優位にこれで戦争が終わるかもしれないと
　話す魔女たち。
しかしマリアが居ないのが不思議そうだった。

ジョセフの依頼に悩むマリア、アルテミスに仕事を与えない。
ジョセフとマリアの話を盗み聞きしたエゼキエル。
アンから手渡された花輪を手渡す、アンの父親が徴兵した
　ことを伝える。
マリアの出陣を必死に止めるが袋詰めにされる。
今回だけは拙いと必死だったが飛び立つマリア。

---次回　「BELLUM SE IRSUM ALET」---

陰謀を企むベルナール。
戦争が終結したら手柄は教会、魔女は不必要だから
　暗殺する。
それまでは利用すると人間らしい教会。
でも魔女の薬は有効だと思うのですが、異端の
　一言なのでしょうね。

それから学習して悩むポッポちゃんのエゼキエル。
マリアのことも理解し始めていますよね。
でもミカエルには逆らえない。
板挟み状態になりつつあります。
アンの両親がいつまでもマリアに頼るのは良くないと
　気付いたのは意外でした。
少し成長しているのかもしれない。