純潔のマリア BS11(2/22)#07

第7話　戦争は戦争を食う
　LIBER VII BELLUM SE IPSUM ALET

こんなことならもっと早く決めれば良かったと
　使い魔を置き去りにして急ぐ。
止めなければ、急ぐエゼキエル。

フランス軍の圧倒的な有利でイングランド兵を
　次々に屠っていく。
殺せないジョセフはイングランド兵を助けるが他の兵によって殺される。
ル・ネ伯も高みの見物を決める。
ガルファはもっと獲物が欲しいからと契約違反で
　イングランド兵を追いかけ始める。

魔女たちも圧倒的な状態なので暇。
マリアは来ないので口だけなのかと嘲笑する。

マリアが駆け付け争いを止めて、イングランド兵の撤退を促す。
それでも隙をみて争い始める。
かつてマリアのような娘がいた、しかし無駄だった。
人は・・・とビブが思う。
魔法で争いを止めようとするマリア。
魔法を使うマリアにミカエルの槍、エゼキエルが変化して
　マリア目指して飛翔する。
ビブが気づいて咄嗟に声を掛けるがエゼキエル自身が
　狙いを外すが、落下するマリア。

それを切っ掛けにイングランド兵がル・ネ伯を狙って
　襲い始める。
ガルファたちが持ち場を離れたので防御が手薄だった。
速くイングランド兵を止めろと叫ぶイーヴァン。
お前の所為だとガルファに儲けた金を全て取り上げると言い出す。
団長のイーヴァンを殺害するガルファ。
狼狽えるル・ネ伯は敵味方が入り混じった状態で
　砲兵に攻撃を命じる。
砲撃がガルファの左腕を奪う。
ル・ネ伯は撤退を命じる。

落下したマリアをお前の所為だと襲う兵隊。
アルテミスが守り、ビブも守ってくれる。
何故外したとエゼキエルを叱責するミカエル。
お前は槍だ、悩む必要など無い。
この次は外すな。

目覚めたマリア、ビブがエドミナの家に連れて
　治療してくれていた。
実はエドミナの薬剤を購入したこともあるマリア。
猫が運ぶので、会うのは初めて。
エゼキエルが外してくれたので助かったマリア。
魔女が集まってパーティになる。
ビブはマリアに必要なのは他の魔女の話を聞くことだと考えていた。

フォークを拾ったジョセフは帰る途中でエゼキエルと出会う。
どうして外したのか分からないと悩むエゼキエルだった。
マリアのことを考えると分からない。
ジョセフも自身の行動を反省していた。

フォークを見つけに飛ぶアルテミスとプリアポス。
二人を見つけて声を掛ける。
私はどんな顔してマリアに逢えば良いか分からない。
取り敢えずくるんだと二人を連れ帰る。
助けてくれてありがとうとエゼキエルを抱きしめるマリア。
ごめんなさい。

約束守れなくてごめんねとジョセフに話す。
アンは無事に帰ってきた父親と会う。
祖母を呼ぶが、出て来ない。

ガルファを治療したベルナール、良い友達になれそうです。
マリアの事で良い案がある。

---次回　「LUPUS EST HOMO HOMINI」---

ジョセフの願い、領主ル・ネ伯、ベルナールの案を破って
　争いを止めるマリア。
しかし人は戦いを辞めない。
魔法を使おうとしたところをミカエルに見つかり槍として
　貫かれるが、咄嗟にエゼキエルが狙いを外す。
一命は取り留めたマリアでした。
マリアの行動が悪い、おかしいとは思えないエゼキエル。
悩んでますね。
マリアの行動は間違っていないのですが、近隣以外の
　人には不平等になるのですよね。
全世界を統べる神には手が回らない、正しくないのですよね。

ガルファは、ドンドン堕ちていきますね。
自分の愚かさは棚に上げて、全て悪いのはマリア、ジョセフを
　利用してマリアに復讐しそうです。
その時にジョセフを友人と思って留まれるかが鍵になりそう。
貧しい中世が舞台なので自分勝手な人間しか居ない、
　生きる事で精一杯な世界ですね。