ユリ熊嵐 TokyoMX（2/23）#08

第8話　箱の花嫁

公式サイトから
『あの娘』とは銀子のことだったと知る紅羽。
だがユリーカは、これまでの事件のすべての元凶は銀子であると
紅羽に告げ、排除しろと言う。
はたしてユリーカは何を企むのか？
ついに銀子と対峙した紅羽は問う。あなたは何者なの？
激しい雷鳴の中、真実を告げられた紅羽は…。

見つけた、あなたが私の友達だったのね。
そのペンダントを持っているのは、お母さんを殺害したクマ。
どうしてあなたが持っているの？

20年前、人間界に捨てられたクマのユリーカ。
学園長の男性に見つけられて育てられた。
この学園は僕の箱、君は箱の花嫁。
ある日、次の穢れなき存在を見つけたと去っていく。
学園長を殺害したユリーカ。
綺麗な物は箱に仕舞わないといけない。

ユリの花を切ってしまおうとしていたユリーカ。
玲愛が見つけた、箱を開けて大切な物を私に見せて。
玲愛は透明な私の世界に色を付けてくれた。
友達の証とユリーカがペンダントをプレゼントした。
好きを諦めなければ一人にならない、透明にはならない。

17年前、紅羽が生まれた。
私は箱から出て汚れたから好きを奪われた。
私は好きを諦める、箱になる、学園長になった。
透明になって、断絶した。
玲愛、私を満たして、隙間を埋めてと駆けつけるユリーカ。
断絶の壁の向こうに戻る銀子、玲愛からペンダントを渡される。
私の好きをあげたわね、満たすために玲愛を食べたユリーカ。
隙間は見たされなかった。

銀子にペンダントの件を問い詰めたら翌日居なくなったと
　ユリーカに話す紅羽。
銀子とるるがクマだと教えるユリーカ。
玲愛を殺害したクマは銀子だと告げる。
紅羽は私の箱の花嫁になるのよ。

もう壁の向こうに帰ろうよと銀子に話するる。
約束のキスをするには真実を話さないといけない。
紅羽はクマを許さない。
私はるるにキスを諦めさせた、もう帰れない。
約束のキスは諦めようよ。

断絶の壁からユリーカ、紅羽に電話。
貴方の好きは本物ですか。屋上にクマが居る。
一人で屋上に向かう銀子。

これで誰の好きが本物か分かるが余りに非情だった。
我々は人とクマの狭間に宿るもの、全てはクマリア様の思し召し。
ユリーカはクマを捨てて人になった。
箱は諦めない、クマを捨てると裁判で宣言した。
紅羽の中に玲愛の好きがある。
箱として紅羽の成長を見届ける。

屋上で銀子が玲愛を食べたクマだと叫ぶユリーカ。
食べていない、ペンダントは貰った、好きのお守りとして。
紅羽はクマが敵と感じて一緒に居られなくなったから。
もう一度本当の友達になるために断絶の壁を越えてきた。
透明な嵐から紅羽を守るために仕方なくクラスメイトを食べた。
クマの私にはそれしか出来なかった。
罪グマの私には、クマリア様からの約束のキスは弾丸だと分かった。
さあ約束のキスを私に。

駄目、撃てない。
もう母は戻って来ない、撃っても何も変わらない。
銀子は純花の手紙を命がけで守ってくれた。

銀子は大きな罪を犯した、銀子は純花ちゃんを・・・。
雷雨の轟音でるるの言葉も銀子の言葉も聞こえない。
私はクマを許さない、クマを破壊する。
銃声が響く。

---次回　「」---

理事長ユリーカの過去が判明。
大方の予想どおり彼女は、クマで玲愛を食べたのでした。
しかし、予想外の事実は既に人になっていたことでした。
これで針島薫を食べたのは彼女ではないのです。
やはり密子が疑わしい、可能性としては、るるもあるかな？

明かされていない謎は紅羽がクマを嫌いになったこと。
その所為で銀子を忘れていたのでしょう。
だから銀子を断絶の壁の向こう側に返さざるをえなかった。
その際にペンダントをプレゼントしたのが不幸の種と
　なったのは、何とも皮肉です。

最後のるるの行動は銀子を思っての事だとは思うが
　真意が不明ですね、実は・・・な愛憎劇は嫌ですね。
彼女が望む愛の弾丸を発射させたかったとは思い難い。
それに轟音にかき消された二人の言葉とは？
良い引きで終わりました。

透明の嵐は、苛めや一人ぼっちの意味でしょうか。
最初は？？？でしたが、謎が解明され出してドンドン
　面白くなってきましたね。
箱と穢れで、「魍魎の箱」を思い出した。