純潔のマリア BS11(3/15)#10

第10話　我憎み、我愛す
　LIBER X ODI ET AMO

人は神に愛を求めるが、神は答えない。
それは神が愛を知らないから。
愛は人間が作ったから。
言ってやった。
ミカエルがビブを貫く。
なんとか穴は塞いだので大丈夫。

ミカエル様、どうしてこんな酷い仕打ちをなさるのですか。
天の父に刃を向けたことだけでも断罪に値する。
人が麦に従うことがあるだろうか？
ビブをエドウィナの自宅に運ぶ。
もぐらの煮込みを作ろうと考えていたエドウィナだった。

マリアに尋問するジルベール。
私は生まれた時から魔女、戦いが嫌いなだけよ。
ベルナールは既にマリアの異端審問には興味がなかった。

ル・ネ伯にマリアの救出を願うジョセフ。
今が好気だから軍功を上げれば口添えすると適当に言い放つ。
それとは別に、ガルファを探すジョセフ。

ビブは一命を取り留めたが眠っている。
組合の魔女とは連絡が取れない。
エドウィナにはミカエルを敵に回す気などない。
私はひっそりと生きていきたい。

マーサを訪れるが友を傷つけたと苦しんでいた。
協会はおかしいよとエゼキエルを問い詰めるアン。
地上の協会の考えることは分からない。
マーサならそれを教えてくれると思ったのに。

戦に向かうジョセフ、戻ったらマリアを救出に向かう。
その後はどうしようと悩む。
状況報告するプリアポス、未だ魔法が使えないマリア。
予定を早めて明日、火刑を実行するジルベール。
全て私が決めました。

マリアにマーサが苦しんでいることを告げるエゼキエル。
たった一言、天に許しを請えば良い。
私達の仲間になれば良い。
それだけは嫌なの、私が私でなくなる。

あの子は私と同じ夢を、行かなきゃと無理をするビブ。
でも倒れて行けなかった。
どうして私は人を助けたかったのかな。

マリアの火刑を見に集まった観衆たち。
どうして、この人達は嬉しそうなの。
拍手して喜ぶ観衆。
アルテミスとプリアポスが突入しようとすると
　エドウィナが突入してきた。
何勝手に火炙りにされてるのよ、組合の皆に許可は得たの？
魔女は恐れられないといけない。
魔女狩りが始まってしまうじゃない。
マリアを救出するエドウィナ、マリアは戦場に連れて行って。

イングランドの城を攻めるル・ネ伯。
城壁を新式の大砲で崩すと突入する。
軍功を上げるために獲物を探すジョセフに知らずにガルファが襲いかかる。
私はあなたに言いたいことがある。

---次回　「SI, VIS AMART AMA」---

マリアを助けたいが助けられない状況。
将に助けた人間に石持って追われる状況です
ビブも昔はマリアと同じだったようですね。
神に絶望したのでしょう。
そして言い放った言葉は、神は愛を知らない。
その言葉を最後に貫かれて静養となりました。

未だ悩んでいるポッポちゃんこと、エゼキエル。
ミカエルの酷い仕打ちに必死の抗議も虚しい。
魔女は麦扱いのミカエル様でした。
彼女が結論を得ることはあるのだろうか。

ジョセフはル・ネ伯を頼ってますが、良いように
　利用されているだけですね。
この時代は貧乏で心が荒んでいる時代なので他人を頼っても
　得ることはない利用されるのが落ち、が教訓でしょうか。

マリアが戦争を止める理由がそろそろ明かされるのでしょうか。