純潔のマリア BS11(3/22)#11

第11話　愛を望むなら愛せ
　LIBER XI SI VIS AMARI, AMO

マリアの体の自由を奪ったり、マーサに与えられた、地上の
協会が使用した薬はエドウィナが調合して販売した薬だった。
別の理由で求められて調合した、人間って怖い。
ジルベールも猫の姿を見て気づいたのだった。

マリアの純潔を奪おうとしたガルダが許せないジョセフ。
マリアの前で許しを請わせてやる。
お坊ちゃんのジョセフが気に入らない、コンプレックスの塊のガルファ。
しかし歴戦の強者、戦闘経験が豊富なガルファには敵わない。

ル・ネ伯の軍勢は優勢、略奪を繰り返す。
人間はどうして同じことを繰り返すのだろうね。
まるで虫みたいと話す組合の魔女たち。
ベルナールに魔女の薬を買っていたことを追求するジルベール。
利用できるものは魔女でも何でも利用するベルナール。
例え・・・（神でさえも）

戦場に到着したマリア、ジョセフを探す。
ガルファと戦うジョセフを発見、ガルファに跳び蹴り。
何で殺し合いなんかしてんのよ。
ガルファと再び戦闘になるがマリアも手伝って
　ジョセフが馬乗り状態で殴り続ける。
怒りに身を任せて止まらなかった。
マリアが何とかして落ち着かせて止める。

ロロットがやってきて、勘弁してやってよ。
シェフが居ないと賃金をもらえない時があるからと
　ガルファを担いで帰る。

マリアが帰ろうと話しても、悩んで意思表示が出来ない。
面倒なジョセフに、どうして勝った嬉しいと単純に言えないの？
強い意志なら誰でも持てる。
私だって悩んだり迷ったりするから側にいて欲しい。
それってプロポーズ？

私と結婚して下さい、愛してますマリア殿。
己を信じることを思い出したマリアの魔法が蘇る。
私、幸せになっちゃった。
愛しき人の下に全員戻りましょう。
盛大に魔法を使用するマリア。

あの人に呼ばれていると天高く飛翔する。
久しぶり、ミカエル。
私、彼氏が出来たのよ。

---次回　「OMNIA VINCIT AMOR」---

エドウィナに助けられたマリアは戦場に急ぐ。
ジョセフの身が心配だったのでした。
そこでプロポーズとも取れる、側にいて発言。
ジョセフも現実を考えて悩んでますが、ようやく決意。
マリアに愛の告白。
遂に魔法が復活しました。

戦場の武器を取り上げ、盛大に魔法を使う。
愛しき人の下に戻りましょう。
そしてミカエルに彼氏を紹介する。
ミカエルってマリアの友達なのだろうか。

自分を信じきれなかったマリア、それが魔法を失った理由でした。
自分を信じて他人からも信じられれば存在できる。
愛されれば魔法が使える。
魔女も神も同じなのでしょう。
それ故、天上の協会は信者も多く絶大な力を行使できる。

さて、非処女のマリアは魔法が使えるのだろうか・・・。
それとも一生処女で過ごすのだろうか。
そしてガルファを担いで帰るロロットは身も心も逞しかった。
アリアが戦争を止める理由は愛する人を悲しませないためかな。