SHIROBAKO TokyoMX(3/12)#22

ｈ第22話　ノアは下着です。

朝礼で各自が進行を話し合う。
三女の5話が納品、2週間前、これがムサニスタンダード。
しかし平岡は何も無しと未だ馴染んでいない。

監督が頑張りすぎて450カットの最終話、井口が
総作監したいが11,12話も総作監で難しい。

総作監補佐を立てるしかない、小笠原に手伝ってもらおう。

150カットは任せられるが80カットが残る。
絵麻に任せよう、井口の絵と似ているから。

早速、話を持ちかけるが無理と断られそう。
それでも一度考えてと押し返す。
念のため他の人材も考慮するあおい。
制作の仕事の9割は人間関係だから。

瀬川に平岡の担当を説得する、問題点は全て改善しますから。
それで今度同じことがあったら責任はどうとってくれるの？
一度ケチが付いた仕事はモチベーションが上がらないので
　降りるつもりだったがあおいだから納得することにした。

みどりを訪ねる絵麻、絵コンテのブラッシュアップを行っていた。
音響や撮影のための指示を書き込んだりしていた。
この仕事は面白い、過去作品の絵コンテも勉強した。
本当に怖いのは脚本家になれないこと。

動画検査の堂本知恵美と色指定・検査の新川奈緒は
おでん屋台で飲んでいた。
堂本は中学生の息子がいる。
各話の連携がなっていない、自分の担当さえ良ければいい。
リテイクが多くて一日で終わると思っている。
仕事が急で予定が見えない、小金井動画の空きを
　今から抑えておこうかしら。
教えると悪用する奴がいる、タローとか、タローとか。
12,13話は夢のような制作状況。

タローは帰る平岡と一緒に目高屋で夕食。
平岡は制作進行としてカンヌで賞を取る夢があった。
制作として原画マンと検査・監督との間で板挟み。
結局は責任を押し付けられて苦しんだ。
気づけば夢も希望も失って、クオリティを捨てたのだった。

美沙がモーションを絵麻に相談に来た。
CGでは中割を等間隔で自動作成するが手書きでは
　見せたい絵を中心に等間隔にしない。
その指示で中割の表示時間を変更すると良い感じ。
久乃木が相談に来てメモをとる、でも美沙には嫉妬状態。

しずかは一人で声優のインタビューを見ながら愚痴を
　こぼしていた。
7話のリテイクが絵麻に届く、作監なんて無理だ。
受けたほうが良いよと杉江が説明する。
運を掴んで反省できれば進歩する。
そんなチャンスを逃してきた人を数多く見てきた。
作監を経験すると見えてくる事が多くある。

杉江がリテイクをチェックしてくれる。
これは私には描けない、安原さんしか描けない絵だ。

絵麻が捕まらず、一人で監督に作画を質問する久乃木。
これはノアの下着です、白です。
井口に作監了承を伝える絵麻。
作監をすれば全体が見えて演技の付け方も分かってくる。
監督の求める絵が描けるようになる。
母親にアニメーターとして食べていけるから心配しないでと電話する絵麻。

アリアの声優、鈴木京子も成長して全13話のアフレコも終了。

葛城に原作者の野亀が怒っている、最終話絵コンテ全ボツの
　連絡が入る。

---次回　「続・ちゃぶ台返し」---

絵麻の成長、ついに作監補佐に推薦される。
久乃木も一人で会話できるようになりつつある。
美沙もキャラのモーションを検討中。
みどりも絵コンテのブラッシュアップを担当していた。
彼女は仕事を楽しめていて良いですね。

平岡に彼女のような意識があれば良かったのですよね。
確かに苦しかったのでしょうが、向上心が足りない。
どうすれば次は上手くできるか考えていない。
自分の夢の挫折を先に感じて相談さえできていない。
結局、彼はコミュ障だったことになる。
新卒を採用する会社は教育も考えるのが責務ですけれど。
そこはアニメなのでしょうね。
社会で人間関係に悩むのは当たり前なんですけれど。
制作は特に人間関係が大事のようです。
褒めて、なだめて、時には騙しながらも仕事をさせるスキルが必要。
矢野の池谷演出の操縦スキルが備わったのも仕事柄なのでしょう。
そんな彼もタローが救ってくれそうですね。
女性スタッフからもタローは愛されてますよね。

一方、未だ沈んだままのしずかが辛い。
自社ブランド発泡酒を飲んでTVに突っ込む姿が痛ましい。
彼女の逆転劇はあるのだろうか、是非に見たいものです。
水島監督は絵麻の自宅が痛ましいらしい、これが若い原画マンの
　実態らしく経験談のようです。
女性スタッフ、堂本、新川の会話が現実的過ぎる。
屋台が最後の晩餐になりそうです。

最後は順調には行かない、またもや原作者のクレーム。
好い加減フェイス・ツー・フェイスで会議すれば良いのにね。
絵コンテに修正が入れば、作画全てが変わってしまう。
また背景やCGしか仕事が進まない状態ですね。
プロットや脚本はOKなので何が問題でしょうね。