SHIROBAKO TokyoMX(3/05)#21

第21話　クオリティを人質にすんな

前回から気になっていた、どうしてアニメを作るのかを
　関係者全員に尋ねるあおい。
でも自分の夢、目標は未だ分からない。

池谷の逃走はことごとく、先回りする矢野。
5話のダビングが完了、タイタニックは色付けが重要な事を
　分かっていない。
地面が土か、コンクリートかでも音響が変わる。
11話の絵コンテも池谷が頑張って終了。
矢野の手綱さばきは素晴らしい。
ただ笑っていただけだよ。

13話のプロットも原作者が了承する。
13話の担当は未だ決めかねていた。
美沙も三女のキャラのモーションを任される。

10話のグロス受けのA.Cツチノコの社長、磯川が訪れる。
実は平岡、矢野と専門学校の同期だった磯川。

美沙は11話のモーションの確認にしずか、絵麻と
　ジェットコースターで動作を研究する。
絵麻としずかも自分たちの仕事にも利用する。

11話のうりぼーとアリアの作画を杉江さんに頼む矢野。
アリアは絵麻が担当して一緒に描くことになる。

第1話のTV放送を会議室に集まって全員で観賞する。

今期は軍これが人気かも。

無事に終了して一安心、佐藤、安藤の感想は宮森と同じ。

平岡を12話の制作担当から降ろせと瀬川さんからクレーム。
太郎も嫌だけど、それ以上に嫌と拒否される。

作監と演出からクレームが届いていると直接話すあおい。
原画マンが足りないなら増やします。
数は足りていますが、使える原画マンが足りないという事です。
皆が自分の仕事に時間をかけて、遅れたら制作に責任を押し付ける。
クオリティを人質にするなと逆切れする平岡。

専門学校時代の平岡に関して矢野に尋ねる。
磯川と同じく大学卒業で入学、真面目でリーダーシップを
　持って燃えていた。
真面目な人ほど現実のギャップに傷つく。
今ここで降ろすと平岡くんは終わってしまうような気がする。
制作はネジが一本足りないくらいが良い。
太郎は3，4本足りないので駄目だけど。

美沙はモーションの付け方で苦労していた。
A.Cツチノコの磯川を訪ねるあおい。
絵も描けないのにアニメが作りたいと思って業界に入った。
クリエーターをもっと正当に評価して欲しい。
そんな思いで自分に出来るのは働く場を準備することだと思った。
磯川はあおいと同じ考えだった。
平岡とは正反対に思える、彼はいつも怒っていた。
クオリティとはクリエイターと制作が共有できる落としどころを
　話し合って見つけることかな。
私には何が出来るのかな？

瀬川さんを説得するので、コミュニケーション取って続けて下さい。
注意事項を伝えて継続を依頼するあおい。

ザ・ボーンの伊波と飲む渡辺プロデューサー。
三女はうちで獲りたかった、ムサニの評判は良い。
デスクの宮森が頑張っているからですよ。
面接を受けて落ちたと聞いて、此処に呼べ。

ずいぶん雰囲気が変わったな。
今は何が出来るんだよ？
何が出来るか分からないけれど、皆に良いアニメが
　作ってもらえるように頑張ります。
制作らしい良い顔になったな、今度は名前を覚えておくよ。

最終13話の絵コンテが4倍速で終了した木下監督。
演出のAパートは円、山田、Bパートは監督に担当してもらう。
制作はAパートを佐藤、安藤、Bパートは宮森の3人体制で頑張りましょう。

EDはみどりの作画、彩色。

---次回　「ノアは下着です」---

引き続きの平岡エピソードと磯川から学んだ
　あおいの目標でしたね。
ようやく見つかられた目標に入社出来なかったザ・ボーンの
　伊波社長も良い顔だと名前を覚えてくれました。
社会人として認められたあおいでした。
でも伊波社長の面接は中途採用者に対する質問ですよね。
新卒には向いていない。

平岡君は29歳前後なのですね。
それにしては、成長していないですね。
現実の厳しさを知って、責任を押し付けられて怒って拗ねている
　だけの5年ですね。
そこで本気で付き合える良い人は居なかったのでしょうね。
真面目すぎて挫折したタイプのようでした。
5年も同じ事を繰り返さずに考えれば成長できたはずですけれど。
あおいがもっと熱くアニメ制作に対して語って説得するのかと
　思ってましたが案外あっさりでした。

今回も遊びが、そこかしこに描かれてました。
BDのCMで「とあるお宮の南京(パンプキン)」提供の「ぶっこみゲームス」
ジェットコースターで魂の抜けた絵麻とかね。
みどりと一緒に踊る木下監督とか、脱走する池谷ひろしと
　先回りして微笑む矢野さんとかね。
ミムジーとロロもそうですが、基本は2人の漫才やコントなのですね。

久し振りに登場の瀬川さん、美沙、しずか。
しずかは未だアルバイトで声優としての登場でなかったのは残念。
それだけ、彼女の仕事が一番チャンスと成長を描くのが
　難しいのかもしれない。
この作品は制作現場だけでなく色んな場面、遊園地、居酒屋などを
　描いているので背景だけでも大変そうです。