ジョジョの奇妙な冒険 SC TokyoMX(5/22)#44

第44話　亜空の瘴気　ヴァニラ・アイス　その3

あばよ、イギー。
ヴァニラ・アイスの攻撃が止まり、実態を表す。

ヴァニラ・アイスも負傷していたのは、アブドゥルのせいだった。
本来なら自身を守るはずが身を捨ててポルナレフを庇った。
その意外な行動が彼の計算を狂わせたのだった。

倒したと思っていたポルナレフがイギーに助けられていた。
助けるな、スタンドを使うなと言ったのに・・・。

イギーが最後の力を振り絞って自信のプライドに従ったのだ。
逃げようとするヴァニラ・アイスを貫いて倒す。
イギーは最後の力を使い切って息絶える。
お前が亡くなって初めてお前が好きだったと理解した。
しかし立ち上がるヴァニラ・アイス。
再び貫いて切り刻む。

口を貫いた時にポルナレフは気づいた。
ヴァニラ・アイスはDIOの血を飲んで吸血鬼と化していた。
窓のブラインドを切断、直接太陽光が差し込む。
太陽光に触れると砂と化して消失するヴァニラ・アイス。
俺は此処だ、かかって来い。

躊躇うヴァニラ・アイスを背後からチャリオッツが押す。
全身が砂化して消失する。
その煙が空に消える時、アブドゥルとイギーの姿に見える。
いつも友に守られてきたポルナレフだった。

ジョースターが出発して43日目。
妻のスージーQは使用人のローゼスを共に東京を訪れていた。
日本に興味津々で何でも撮影する。
未だ娘のホーリィの現状は伝えられないでいたローゼス。
結局伝えようとしてタイミングを逸してしまう。
伝えなくても、娘や夫の会話で全てを察していたスージーQだった。
できることが一つだけあります。
ジョースターと孫の承太郎を信じることです。
娘のホーリィに会ってもジョースターと承太郎と信じろと告げるのだった。
ジョースターは一度も裏切ったことがなかったのだから。

DIOを目指して走るジョースター、花京院、承太郎。
泣きながら血を吸わせないでと話す女性を発見する。
味方だと近寄ると殴り飛ばす。
誰が後頭部に女性の顔がある者を信じるのか？
裏返るなら、左右の手も裏返すべきだったな。
吸血鬼のヌケサクの不死身性を確認しようとオラオラと殴り続ける。
どうしてアダ名がヌケサクだと分かったのですか？
DIOの元に案内させる。

一足早くDIOの元に到着したポルナレフ。
DIOと対峙する。

---次回　「DIOの世界　その1」---

絶体絶命のピンチに死を覚悟したポルナレフ。
しかしイギーが最後の力を振り絞って助けたのだった。
スタンドを使うと自分の命を失うことは分かっていたはず。
それでもポルナレフを助けたのだった。

その前の承太郎たちの行動は、彼らが助けに来るのかと
　思わせるミスリードでしょうね。
ポルナレフがヴァニラ・アイスの口を貫いた時に牙が
　描かれてました。
それが吸血鬼を表していたのでした。
なので、復活することも分かっていたポルナレフは、太陽光を
　浴びさせて倒しました。
最後に亡くなったアブドゥルとイギーの姿。
彼らはポルナレフを守った二人、ポルナレフが彼らを
　好きだったように、彼らも好きだったのでしょう。

久しぶりのスージーQの登場、アグレッシブな女性ですね。
ジョースターを信じきっている姿が清々しい。

最後の吸血鬼はクレジット名もヌケサクだったのは笑い。
遂にDIOとの直接対決になります。
でも一筋縄では勝てそうにもありません。
まずは能力の一部を垣間見せるようですね。