放課後のプレアデス TokyoMX(4/30)#04

第4話　ソの夢

絶対音感を持つひかる。
ひかるは何でも最後まで見ない、映画も本も、音楽も。
途中まででだいたい分かるから。
母親は天文台の所長で父親はピアニスト。

次のカケラは月の衛星軌道上。
月に行くために急上昇、急降下の特訓を行う。
訓練でも難なく出来てしまうひかる。
すばるは必死で苦しんでいるのに簡単とさえ言うひかるだった。

週末には天文台でコンサートが開催される。
くじら座に地球と良く似たグリーゼが発見されたので
　地球外生命体に向けて演奏を届けるコンサート。

ひかるのことを考えるすばるはみなとの空間にまたもや侵入。
ここの花は蕾ばかりで咲くことはタイミングが難しい。
花も咲いてみなければ分からない。
みなとの言い方はいつも難しいとクレームを付けるすばる。

ひかるの家族は3人共にすれ違い、伝言板で会話していた。

魔法陣を展開して太陽風に乗る。
みなとも追いかけてきた、魔法陣が壊れて5人が散らばる。
姿勢制御が下手なすばるはひかるにぶつかってしまう。
ひかるの夢に登場するすばる。
深層心理でアホの子扱いされているすばる。

幼いころに父親の楽譜に音符を書き入れたひかる。
でも怖くなって、その曲を最後まで聞けなくなってしまった。
目覚めると、すばるとも夢を共有していた。
地球から父親の演奏が届く。
みなとも交えて3対3で両側からカケラを封じ込める。
5人で手を触れて確定させる。
父の曲を最後まで聞くと涙が止まらないと思っていた。
カケラに触れると涙が溢れてしまうひかる。

確定した力で部室に戻っていた、ひかるの涙は止まらない。

ひかるのスケジュールが月だったので、月にいると確信する母。
宇宙に発信する曲の調整に父親がピアノを演奏する。
天文台のコンサートにひかるも呼んでみよう。
今度はひかるに話そうと思う両親だった。

---次回　「帽子と氷とお姫様」---

今回はひかるのエピソード。
天文台所長とピアニストの両親とはいつもすれ違い。
伝言板で会話していた。
それを反省して最後は会って話そうと決める両親でした。
ひかるは何でも途中で分かってしまう。
でも最後まで聞くと自身が小節に音符を書き込んだのが
　分かるので知るのが怖くなった。
最後まで聞くと泣いちゃうかもしれない。
そんな思いでチキンになっていたのでした。

でも実際、周囲には天才肌の行いに視えるひかる。
何でも難なく出来てしまう。
そんなひかるでも、実は秘めたる思いがあったのでした。

脚本に浦畑さんも参加しての3人脚本でした。
くじら座のグリーゼ、ドイツのグリーゼさんが近傍恒星に
ナンバーリングを行ったのでグリーゼ876、412などと呼ばれるようです。
くじら座の星はタウ星eのことで11.9光年と最も近い恒星を
　持つ惑星のようです。
太陽系と似た環境、質量、関係の星系なら生命の発生の
　可能性も高いと考えられて探しているようです。

宇宙戦艦ヤマト2199ではグリーゼ581が描かれましたが
　地球からは20.4光年です。