響け♪ユーフォニアム TokyoMX(5/19)#07

第7回　なきむしサクソフォン

テストも終わりコンクールに向けて練習中。
晴香部長の指揮で練習、オーディションはまだ。
葵は塾に通うためにも先に帰る。
その様子を気にするマドンナ香織。
麗奈のソロパート練習が気に入らない優子。
イジメや無視はダメと気遣う香織。
香織ファンの優子と夏紀は仲が悪い。

コンクールまでは在籍するつもりだと噂されている葵。
そこが節目だと考えているようで、昨年の大量退部事件を
　未だ考え悩んでいる様子。
夏紀がユーフォニアムを持ち帰って練習を始める。
葵の演奏が問題で注文をつける滝先生。
いつまでに演奏が完璧になりますか？
部活を辞めます。

晴香部長と久美子が追いかける。
昨年の1年生の退部を止められなかったのに、金賞なんて目指せない。
あすかが部長なら、こうならなかったと晴香部長までショックを受ける。
私が部長だから・・・皆が陰で言ってることも分かってる。
私には優しいしか無い。
あすかが追いかけてきて、その場をとりなす。

晴香も断るべきだった、違う？
退部届を提出し、受理された葵。

久美子は気もそぞろで練習に身が入らない。
あすかや、滝先生にも注意される。
幼馴染の葵が辞めたことを気遣う夏紀と梨子。
夏紀に1年生大量退部事件を訪ねる。
夏紀はやる気が無かったので部活に残った。
吹奏楽の優劣はハッキリと目に見える得点があるわけではない。
審査員の一存で決まるから頑張る必要はない。
それは練習をサボる口実でもあった。
それに異を唱えて真面目に練習しようと言い出した1年生を
3年生たちは無視し始めた。
2年生の晴香、香織、葵は仲を取り持とうと頑張った。
あすかは一人だけ中立でどちらにも加担しなかった。

晴香はショックで翌日の練習を休んだ。
香織が心配して自宅を訪れる。
あすかは色々考えて、あの状態の部活を引き受け
　られなかったのだと思う。
でも晴香が部長を引き受けて頑張って良かった。

葵と話す晴香、あんな事言っちゃうと、もう戻れないよ。
辞めてみて分かったけれど、私は吹部がそれ程
　好きじゃなかったんだと思う。

秀一と久美子が仲が良いのを発見する葉月。
秀一はあすかが苦手。
久美子は塚本と付き合ってるの？

私は貴方のこと認めないからと過去に言われた経験のある久美子。

---次回　「」---

昨年の事件が未だ尾を引きずっている吹奏楽部。
晴香部長も、あすか、香織、葵も傷は残っていた。
その中でも一番引きずったまま、治せない、割り切れない葵が
　良いタイミングだと辞めてしまいました。
それに動揺して練習に身が入らない久美子でした。

重い設定ですね、戦犯の3年生は既に卒業しているので
　当事者不在で、真実は分からない。
狭間で一番苦しんだ現在の3年生、当時の2年生。
それでも部活で頑張っているのは吹奏楽が好きだから。
辞めた葵は好きじゃなかったらしい。
でも本当は好きだったと思う、そう言うしか無かった。
苦しんで諦めるしか無かったから、そう言ったのだと思う。
それに志望高校に落ちた設定も輪をかけているのかもしれない。
言葉を変えれば一番弱かった葵なのでしょうね。
でも葵と久美子の直接の会話がないのはフラストレーションが貯まる。

あすかは、結構好い加減にその場を取りなしているが
　問題を先送りにしているように感じる。
それは逆に香織の部長職へのエールかもしれない。

今の吹奏楽部は60名超えで1年生は20名を越えているのは
　以前，本編で語られました。
そうであるなら大量退部の2年生は10名程度で3年生が30名を
　越えていることになる。
それで、部長が晴香というのは、説得力に欠ける設定だと思う。
10名弱から選ばれたのなら有り得る設定だと思う。

そして各メンバーを可愛く描きすぎてマドンナ香織の
　可愛さが目立たたない。
麗奈が美形で逆に不細工にも見える香織の描き方は
　どうかと思う。