食戟のソーマ TBS(6/12)#11

第11話　東から来た魔術師

創真の食戟要請に、可能性はあるが、準備が
　簡単ではないと述べる四宮。
堂島が面白いことになっているな。

乾日向子が田所の料理は合格だと異論を唱える。
放課後に非公式な食戟なら可能だと野試合を設定してくれる。

自分なんかのためにと創真を怒る田所。
俺はお前はこんな所で退学になるべきじゃないと思ってる。
誰も来ないホテルの地下厨房で食戟が行われる。

審査員には卒業生のドナート、関平、水原が集まった。
乾日向子は審査に偏りがあって信じられないと除外。

条件として田所がメインでメニューを決定する。
これからも幸平創真に守られては居られないはずだ。
創真は今回はサブの副調理師に徹すること。
食材はここにある残り野菜、調理時間は2時間。

パリの一等地に自店舗を持つ四之宮に勝てるわけがないと
恐れ戦く田所。
元遠月十傑の一席でもあった四宮。
勝ち負けを忘れて、自分の料理を作れ。
母親との調理が思い出されてメニューを決める。
創真のサポートは田所を気遣い、欲しいタイミングに
　下処理した食材を提供する。
普通の料理人ではないと評価される。

極星寮メンバーは田所が居ないので心配になる。
しかも創真も居ないので余計に不安。
二人が食戟を行っていることを知って絶望的な思いになる。

四宮の料理はロールキャベツ、しかし普通のロールキャベツではなかった。
中身は鶏胸肉に詰め物をして縮緬キャベツで包んでいた。
パリの店はレギュムの魔術師と讃えられていた。
将にマジカルキャベツだった。

SHINO'sのスペシャリテが提供されると思っていたがな。
学生相手にそこまでする必要はないでしょう。

一方、田所の料理はテリーヌだった。

---次回　「ひと皿の記憶」---

田所の退学に自身の退学も賭けて食戟を挑む創真。
それを可能にした遠月卒業生の筆頭の堂島銀。
四宮は単身パリで修行して一等地に自店舗を構えるシェフ。
勝てるわけがないと思える相手に怯えるが自分の料理を
　作れば良いと教えられて頑張る田所でした。

基本的には美味しさの表現をどのように映像で表すか。
それが一番の見所の今作品。
今回は戦隊物風にマジカルキャベツでした。
そして急にギャグ担当になった乾日向子でした。

今作品は伸び伸びゆったりと製作されているところが良いですね。
ともすればあらすじ展開で駆け足になる作品が多い中で
分かりやすく描いているのが好印象です。
2クールと予算が関係しているのかもしれませんが、
見やすい=分かりやすい=楽しめる作品ですね。