シドニアの騎士 第九惑星戦役 TBS(6/19)#11

第11話　邂逅

紅天蛾と交戦するつむぎ。

谷風さん、今のうちにイザナさんを救出して下さい。

性能はつむぎの方が上よ。

継衛を捨てて惑星ナインを探索する隊長とイザナ。
そこで巨大な人型奇居子と遭遇する。

奴は追いかけてきたのではなく、既にこの惑星で待機していたのだ。
恐らくは奴に奇居子が合流するのだろう。
四足で追われるイザナと隊長が追い詰められるが
　絶体絶命のピンチに現れる谷風。
二人を救出してつむぎと合流を急ぐが集合してきた奇居子に
　周囲を囲まれる。
アンカーで機体を固定して精密射撃を行う。
しかし残り3機体で弾切れとなる。
対奇居子刀で襲ってくる3体を切断する。

ようやく、つむぎの元に合流に向かう谷風。
つむぎは紅天蛾を追い詰めていた。

コアを破壊しようとするが星白の姿で逃げようとする。

一瞬躊躇するつむぎを紅天蛾が貫いてへイグス粒子を
　吸収し始める。

なんとか阻止するが、紅天蛾が急速に再生を始める。
全身を再生させて、逆につむぎを攻撃する。

紅天蛾の攻撃がつむぎを遅い次々に泡衣を破壊する。

つむぎにとどめを刺そうとするピンチに駆けつけた
　谷風が紅天蛾を襲う。

組み敷いた体制の谷風、へイグス粒子砲で頭部の
　発射口を狙われる。
外装は無事だが内部の機材が破壊され外部モニターが
　使用できなくなる。
腹部に攻撃して一部を破壊するが侵食が止まらない。

何も視えない谷風の機体を背後から抱きしめて
　触手を伸ばす紅天蛾。
遂にはコックピット内にも触手が侵入する。

そして、星白の姿が谷風の目の前に現れる。

---最終回　「決戦」---

すごい展開で見どころが多すぎる。
イザナが惑星ナインで遭遇した奇居子はキュラソ星人に似ている。
イザナを助けた谷風、継衛って5,60mのサイズなのですね。
MSと同程度の15m前後かと思っていた。
周囲を囲まれた奇居子をシューティングするシーンは
　ゲームっぽくてイマイチだったかな。
ただその前後で多数の泡状分解が見れたのは嬉しい。
尺の都合で溜めが少し短かったけれど仕方ない。
やはり泡状分解は見ていて気持ちいい。

つむぎにはヤラレの美学を感じる。
攻撃されているときこそ見映えがする気がする。

それにしても紅天蛾って完全に星白の意識を持っていそう。
背後から抱きつくシーンも攻撃には視えない。
ふざけてじゃれついているような演出。
恐らくは谷風に愛情に近い感情があるのでしょう。
つむぎのへイグス粒子を吸収してセリフもコピー。
自我は存在するけれど、知性は未だ低い。
谷風が教えれば直ぐに成長しそう。
そんなシーンも見てみたい。

ただ、この先の戦闘を忘れてしまいそうになる。
谷風と泡衣星白、紅天蛾の関係性のほうが気になってしまう。
正直、重力子放射線射出装置の一撃で倒してもいい感じ。
それ程に興味は紅天蛾に移っている。
出来れば、あと3話、全14話なら満足できそうな気がする。