食戟のソーマ TBS(7/03)#14

第14話　メタモルフォーゼ

試食数が10皿にも満たない創真の料理。
スフレは作りおきが出来ない、萎んでしまうのだった。
えりなの料理に人気集中、益々人が集まらない。

郁魅も150食でストップ、苦しんでいた。
アリスは絶好調だった。
3種の生卵、茹で卵に見えた料理は全て細工が施されており
　鶏卵ではなかった。
それが分かるとたちまち人だかりが出来る。
200食を既に越えて300食も越えそうな勢いだった。

タクミ、田所も200食を達成する。
残り時間は33分、幼いころに厨房でパニックを起こしたことを
　思い出した。
そんな時は状況の整理から始めるんだと教わった。
先ずは少女を一人呼び寄せて調理する。
作りたてのスフレオムレツは美味しい。

その少女に導かれるようにホテル従業員も関心を示す。
口コミで旨さが伝わると人が集まってくる。
所謂、客が客を呼び行列が行列を生む状態。
ここで帰られないためにも手早い調理が求められる。
極限まで切り詰めた手際の良さが調理の最適化を行う。

益々、手際の良い調理はパフォーマンスとなり
　観客の感動を生む。
待ち時間も苦にせず見とれる観客たち。
あとは残り時間との戦いとなる。
極性寮メンバーも次々に合格する。
材料不足で380食で終了したアリスはえりなと創真に
　関心があるので眺めに来る。

残り時間1秒でギリギリ200食を達成した創真だった。
アリスが創真の合格に感心する。
失敗したが良い経験だった。
実は薙切アリスはえりなの従姉妹。
両親は北欧で調理の研究機関を設立した。
そこは科学的なアプローチで料理を研究、大脳皮質との
　関係まで研究する施設だった。
そこで14歳まで育ったアリス、遠月の頂点に経つと
　宣戦布告する。
幼いころはえりなと遊んで遺恨を残したらしい。

4時間後に次の課題が待っていると館内放送。
合格者が628名、脱落者は352名。
最後は卒業生によるフルコース料理のもてなしによる宴だった。

遠月学園に入学したのは無駄じゃないと思う創真。

---次回　「特別編」---

創真の苦戦は作りおきだったから。
ビュッフェは、食べたい料理を見てから選ぶ。
だから並べている間にスフレは萎んでしまうのでした。
それに気づいていたアリスとえりなでした。
それでも現場での対応力は高い創真、調理が偶然にも
　パフォーマンスと化して観客が離れることもなく
　200食達成出来ました。
確かにライブクッキングという魅せる調理もありますね。

そして明かされるアリスの正体。
薙切えりなの従姉妹でした。
しかも調理に科学を応用するのでした。

この合宿では、田所も独り立ちできたようで、新たなライバルも
　登場したのでした。
次回は秋のトーナメントシリーズを前に特別編、中の人たちが
　集まって色々と紹介してくれそうです。