長門有希ちゃんの消失 TokyoMX(7/03)#14

第14話　彼女の戸惑い

脳内空間にも思える世界で以前の長門に別れを告げる長門。
目が覚めると脳が調整して全てを忘れる。
夢だと考える、眠っている間のことを尋ねる。
それは話さないと照れた様子。
私は彼に気持ちを伝えたから、次はあなたの番。
同じ人を好きになったんだね。
彼なら仕方ない。

長門を自宅まで送るキョン。
朝倉には事前に連絡していた、自宅前で泣きながらも抱きしめる。
以前の長門に戻ってゲーム三昧。
どちらの私が好きだった？
朝倉さんはゲームは好きじゃないので。
困らせるような質問を先にしたのは長門さんですよ。
帰った時に抱きしめた朝倉は少し寂しそうだった。

二人の長門さんに優劣はありません。
キョンは告白を意識して長門にはギコチナイ対応。
ハルヒが部室に訪れる、7月7日。
今年から七夕は盛大にお祝いするわよ。
キョンと小泉に竹を切りださせるハルヒ、藪蚊が多いのは知っていた。
あれから、もう4年か・・・。

飾りを終えてメインの願い事を短冊に書く。
願いを叶えるのは誰？
織姫と彦星だからベガとアルタイル、願いが届くのは25年後と16年後。
だからそれを考慮して願い事を書きましょうと朝倉に
　言われてしまった悲しいハルヒ。

朝倉から入れ替わりを聞いたハルヒはキョンの異変に気づいていた。
入れ替わった有希に告白でもされたの？
4年前に中学の校庭で宇宙人へのメッセージを書くハルヒに
　協力したのはキョンだった。
それを今でも覚えているハルヒ、キョンは忘れている様子。
ジョン・スミスと名乗ったことも忘れている。

覚えてなくても自分にとっては大事なことなら、
いっぱい悩めば良い、私には色恋沙汰で悩む人が理解できないけれど。
この相談は高く付くわよ。

日に日に増える常識で非常識が失われることに絶望したハルヒ。
でもキョンの協力と宇宙人の存在を信じる同意に救われた。

---次回　「彼の迷い」---

理由も原因も説明なく別世界の長門は去り、元の
　長門が帰ってきました。
でも告白を他人だと割り切れないキョンでした。
そしてハルヒの登場で盛大に七夕のお祝い。
短冊の願いは小泉だけは本編と同じ内容でした。

そしてベガとアルタイルに届く説明はハルヒではなく
　朝倉に言われてしまって拗ねるハルヒが可愛かったのでした。
こちらのハルヒはジョン・スミスと名乗ったのがキョンだと
　分かっているようですね。

恐らくは、あの本編の長門有希がキョンに告白することが
　望みというかメインテーマだったのでしょう。
だから無理やり、この世界に連れて来て感じです。
向こうの世界で告白することはないでしょうから、
　こちらの世界でこちらのキョンに告白させたのだと思います。

ただ、その所為でこちらの長門に意識するキョン。
今後は二人をどうするのでしょうね。