赤髪の白雪姫 TokyoMX(7/20)#03

第3話　約束、輝くその時に

王宮に出入りする人間は首から身分証を下げている。
ミツヒデと木々に呼び出された白雪。
外出して戻りが遅れたゼン、大臣たちに怒られて反省した
　態度を見せると執務室に篭っている。
しかしあまりに頑張りすぎていて、そろそろ爆発しそう。
息抜きと気分転換に白雪を呼んだのだった。

王宮許可証を持たない白雪の入城を快く思わないハルカ侯爵。
身分の卑しい者は身勝手な要求をすかもしれないとゼンを窘める。
そんなことはないと突っぱねるゼン。
ゼンが聞く耳を持たないので白雪を締め出そうと画策する。
まずは門番に白雪の入城を許さないとゼンの名を語って通達する。
植物辞典を忘れて取りに戻った白雪は、その通達を聞いてしまう。
誰かがゼンの名を語っていると考えて行動する。

追い返そうと矢を射かけて脅すが屈しない。
偶然、ゼンと遭遇する。
状況を聞いてハルカ侯爵を疑うが証拠がない。
相手と会って話したい白雪。
俺は敵を作りやすいのかもしれないな。

ハルカ侯爵に呼び止められ、知り合いに会いに行くと伝える白雪。
不審者はこの先には向かわせないと剣を抜く。
剣に恐れず前進する白雪、その威圧感に屈するハルカ侯爵。
オビが自ら矢を射かけたと自白する。
全ては自分が命じたと責任をとるハルカ侯爵。
ゼンが全てを眺めていて登場する。
全てはゼンを思っての行動なので怒れないゼン。
でも行き過ぎだと告げる。
オビは白雪が気に入り、ゼンに仕える様子。
落下するがミツヒデと木々に捕まる。

宮廷薬剤師になって共に歩み将来を眺めると宣言する白雪。

---次回　「芽吹きの協奏曲響く、小さな手」---

二人の間には様々な障害がある。
そんな一人が基本的には何も間違っていないハルカ侯爵。
少々心配症でやりすぎてしまう性格の様子。
それでも自分は間違っていないと相手との対話を求める白雪。
無鉄砲ではないけれど信念の人、白雪です。

意志は強いけれど武力が強いわけではない設定のようです。
前回のエピソードを無いことにすれば大丈夫そうですね。

馬車の中で子供が赤髪を綺麗で珍しいと言ったので、
　白雪にも自覚はある。
それで国王にも愛妾となることを求められたのに、
　どうして自衛手段を講じていないかが不思議でした。
常に帽子で髪を隠すとか武器を携帯するですね。
ましてや薬草を取りに山に一人で踏み入るなど異常過ぎる。
拉致や人身売買が行われる世界観の中での行動とは思えない。
両親に守られていて世間知らずだとは思えない。
薬局を一人で経営していたので、両親が開業したのかもしれないが
　少なくとも税金は支払っているはず。
以前の国は治安が良くて薬草を取りに行っても山賊とも
　出会わない設定なのかもしれない。
それでも初めての山に向かうにしては無防備過ぎる。
アホなのかと思える行為です。
白雪にとって性的に蹂躙、乱暴は大したことのない設定なのだろうか。
女性は何度も乱暴されるのが普通な世界観だと思えた2話は
　違和感のある駄作でした。

OP,EDで宮廷薬剤師になるのは自明の理なので、
　今後襲われることも無さそうなので、つくづく2話が惜しい。
せめて白雪が自力で巳早から脱出してゼンと途中で出会う、
　エピソードでも問題なかったと思う。