サンダーバード Are Go Eテレ(8/22)#03
第3話 スペース・レース
いつもお留守番のアランが宇宙で任務。
スペース・デブリの撤去だったがつまらない。
何か不思議な物体を発見、レーダーには写っていない。
ブレインズが映像で確認するとステルス機雷。
かつての大戦時に使用されていた古い兵器。
しかし偶然にも起動させてしまい30分のカウントダウンが始まった。
自爆シーケンス開始、近隣の物体を確認したためらしい。
本来はコマンドネットワークに接続されているはずだが、既に
廃止されて久しいので停止コードを外部から送信できない。
直接本体に停止コードを入力する必要がある。
重力センサーを搭載しているので衛星軌道を離れても
自爆する。
サンダーバード3号を標的にロックオンしたので自動追尾中。
この距離で爆発すると3号の被害も甚大、誘爆する。
先ずは個体の識別番号を調べて自爆解除コードを探す。
資料は発見できたが、紙の資料をスキャンしたので
最後の文字が判読不可能。
停止コードを入力できるのは1度だけ、間違うと
外部干渉と判断して即座に自爆する。
紙の原本はロンドンの国立図書館に保管されていた。
しかし役所なので対応が画一的。
ペネロープに直接訪れて対応を依頼。
しかし何も変わらない、所定の申請用紙を提出して
審査が通らないと開示できない。
しかたがないのでパーカーの力技で侵入する。
保管場所へはジョンが誘導する。
無事に取得できたが係員に見つかってしまう。
上司に報告、突き出されるが特例として処理される。
肝心の資料はペネロープの連れて来た飼い犬を
抱かせて社員撮影で了承される。
上司は犬好きで愛玩犬には目がなかった。
無事に最後の文字が判明して自爆シーケンスを停止する。
持ち帰ってブレインズが解析してステルス機能を
抑制して残りの機雷掃除を行う予定。
アランはスペース・デブリの除去も楽しいと思うのだった。
---感想---
最初の3話だけの先行放送もこれが最後。
今回は普段はお留守番で出番の少ない3男アランのエピソード。
与えられた仕事はスペース・デブリの除去。
「プラネテス」でもありましたが衛星軌道上には様々な
ゴミが漂っていそうです。
なにせ各国が争って人工衛星を打ち上げています。
かなりの混雑状態だと聞いています。
お役御免の人工衛星は最近では衛星軌道を自ら離れて
宇宙空間に捨てられるそうです。
ストーリー的にはタイムリミット内に停止コードを
入力できるかハラハラ・ドキドキものでした。
そして緊急時でもお役所仕事は融通が効かない。
そんな皮肉も描きながらも、最後の鍵はパーカーが
嫌がっていたペネロープの犬のお陰でした。
この捻りも上手いと思う。
人類の考えだす兵器は単純ではなく二重三重の
備えが施されているのも面白い。
兵器を考える人は安全とは逆の利用されないように、
可能性を潰すことを考えているのでしょう。
ストーリー的には絶体絶命の状況を作るためですが
あり得そうに思える無理の無い設定でした。
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