がっこうぐらし BS11(8/20)#07

第7話　おてがみ

一人教室で古文の居残り授業の由紀。
圭を思い出す美紀。
方丈記は800年前の人の手紙が今も伝わっているのは
　凄いことだよねと興奮気味の由紀。

外は寒い、冬になる前に対策を考えよう。
これは全て夢で朝起きたら普通に学校が始まると
　考えたこと無い？
その夢、毎日見てると悠里。

部活、学園生活部を始めることにしたとめぐ姉が悠里と
　相談して決めたと由紀に伝える。
うどんに屋上で栽培したネギを入れると美味しい。
屋上に太陽電池パネルが設置されていて、蓄電装置も
　準備されている学校のお陰だった。
ショッピングモールからは種類重視で多くは持ち帰れなかったので
　おかわりはない。
あの車は4人乗り、めぐ姉はどこに行ったの？
モールの近くに家があるので歩いて帰ったんだよ。

由紀の笑顔が心の支えになっているのは分かります。
でも、このままじゃいけないと心配する美紀。
廊下でめぐ姉を思い出す由紀、でも忘れそう、忘れたくない。
人は日記や記録に留めて思い出にする。
事件を思い出しそうになったが、笑顔で戻ってきた由紀。
太郎丸が臭い、洗おうとするが逃走する。
追いかける由紀がキャビネットにぶつかって荷物が落下する。
めぐ姉の私物？
手紙を書こうと思いつく由紀。
どうやって配達するの？
伝書鳩？

犬の視覚はセピア色、でも人より優れた嗅覚を持っている。
人と犬の見えている世界は異なる。
私達も同じものが見えているわではない。

モールで風船を見つけたのでヘリウムガスを入れれば飛ばせる。
スキューバ部のボンベが残って入るかもしれない。
胡桃と美紀が探しに向かう。
字が下手で何を書こうかと悩む由紀。
手紙をもらった人は字の上手い下手は気にしない。
卒業や将来の事を書く由紀。
美紀は圭に宛てた近況報告の手紙だった。

雨に濡れるのは嫌いなようで集まってくる。
佐倉先生の鍵を拾った美紀、悠里が預かる。
翌日は晴れたので屋上から手紙を放つ。
胡桃が捕まえた鳩はアルノー鳩錦二世と名付けられて放たれる。

---次回　「しょうらい」---

少しずつ明かされる由紀の状態。
めぐ姉が亡くなって忘れたくない、その気持が強くなって
　今も一緒に暮らしている状態を生み出していたのでした。
ある意味現実逃避ですが、辛い今から逃れるためよりも
　めぐ姉を忘れたくない思いが強いようです。
そういう意味では、症状は軽く、深刻な病だと心配する
　必要も無さそうです。

ただ、悠里も胡桃も現状に対する不安は隠しているが
　心の中には強く蔓延っているようですね。
TVやラジオでニュースが流れるわけでもないので、
　現状把握も満足に出来ないのなら当然でしょうね。
この地域だけなのか？
日本だけなのか？
全世界的な状況なのか。
助けは来るのか？
何も分からないので、不安にならないほうがおかしい。