食戟のソーマ TBS(7/31)#17

第17話　官能の唐揚げ

倉瀬真由美は幼稚園から創真の幼馴染だった。
高校で別れる前に告白しろと薦めたのは小金井。
今もゆきひらの前を通るときは創真を思い出している。
突然、店を開いて創真が顔を出す。
父親の伝言、店の風通しのために訪れたのだった。

店がオープンしたと思ったお客が集まってきて臨時で開店する。
気づくと商店街に人影が少ない。
駅のショッピングモール、エキナカが出来て集客を奪われている。
特に唐揚げが大人気。
TVでも紹介されて人の流れが変わってしまった。

それなら新作唐揚げを作ってお客を呼び戻せばいい。
創真を手伝いたいけれど出来る事がないとオロオロする真由美。

分かりやすい反応に小金井のお節介が功を奏す。
味見役として手伝うことになる真由美。
肉なら詳しい肉魅に連絡する、連休中だが手伝いを了承する。

先ずは敵情視察に行こう。
お互いに創真の彼女かと思う肉魅と真由美。
もず屋は関西では有名店、3年連続金賞受賞店。
10数種類の秘伝のタレに漬け込んだ鶏肉を揚げる。
絶対に負けない自信のある主人の中百舌鳥きぬ。

戻って試作を作ってみるが、もず屋には敵わない。
牛や豚はどうだ？
肉魅がA5牛を友人価格の100g、3500円で特別に卸してやるよ。
それでは明らかに予算オーバー。
真由美のアイデアは、商店街らしいやり方を考える。
色々と試作するがどれも、パッとしない。

中・高・大学が集まっているので学生が多く通る。
最も唐揚げを美味しく食べさせる方法で勝負しよう。
発想の転換と商店街らしい方法だった。

もず屋は出店に際してはコンサルタントを利用していた。
それが遠月十傑の一人だった。

---次回　「青春の唐揚げ」---

1話以来の登場の倉瀬真由美、久しぶりに本格的に登場の肉魅。
彼女は牛肉の卸問屋の娘だから、それなりに裕福な家庭に
　生まれ育ったのでした。
二人が恋愛で牽制し合いながらも、恋愛には鈍感なのは
　主人公の性ですね。

さて相手は長年の試行錯誤で完成させた秘伝のタレを使った唐揚げ。
その味に勝つのは難しいようで、別の土俵で勝負するようですね。
食べ方や、提供方法なのだろうか。

もず屋の関東進出の陰に遠月十傑が居ました。
流石に十傑だということでしょうね。