のんのんびより りぴーと テレ東（9/07）#10

第10話　すごく練習した

れんちょんは補助輪付きの自転車で走っていた。
夏海を遊びに誘いに訪れるが家族でデパートにお出かけ中。
庭の手入れで垣根の向こうからこのみ姉が手で会話。
実は私は妖怪だからね。

証拠を見せてとせがまれて親指を離しても元どおり。
妖怪医者要らずなん。

うちもサンタみたいな妖怪になれますか。
国家試験に合格しないといけない。
このみの部屋でお勉強、九九でも勉強すれば？
九九は回数分だけ足し算すること。
6x6が即答できるれんちょん、足し算が瞬時に出来るので
　九九が必要ないレベルだった。

宮内家が車で帰ってきた。
夏海も小鞠も出来る親指離しに愕然と驚くれんちょん。
昨年訪れた二駅隣りの山は紅葉が綺麗、電車賃がないから
　自転車で行けば良い。
でもれんちょんは補助輪付きだから厳しいかも。
夏海も小鞠も1年生で補助輪は外した。

早速、一穂姉に補助輪を外してもらう。
明日はデパートに出かけるので付き合えない、危ないので
　一人で練習してはいけない。
誰かに無理やりせがんで迷惑かけてはいけないよ。

駄菓子屋にお願いするれんちょん、仕事中だから無理。
店内から見ているだけで良いから。
何度も盛大に転ぶ音だけが聞こえる。
絆創膏を貼って夕方なので帰らせる。

翌日は37.3°の発熱で学校を休むれんちょん。
一穂に頼まれた枕が届いたと連絡、れんちょんの休みを伝え聞く。
心配でいたたまれずに店を閉めて駆けつける。
3人がお見舞いに来ていた。
夏海が駄菓子屋をからかう、お見舞い？心配だったの？
お土産に駄菓子を持参してきていたので言い訳もバレた。
からかう夏海に仕返し、絵本呼んで欲しいれんちょん。

夕飯の支度をする一穂姉、れんちょんにはリンゴの擦り下ろし。
駄菓子屋が作っていると3人は帰る。
擦り下ろしを食べて絵本を読むが何度も読んでいるので
　ほとんど覚えていた。

夕飯が出来るまで眠る駄菓子屋、今朝は早起きだったから。
水を飲みに来たれんちょん、眠る駄菓子屋に自分の羽織を掛けていた。

風邪が治ったれんちょんが駄菓子屋を訪れるとお店は休み。
バイクのメンテも終了、練習に付き合ってくれる。
何度も転びながらも練習する、傷ついた膝に絆創膏を貼ってくれる。
ようやく、一人で乗れるようになったれんちょんだった。

2駅隣りの山まで出かける4人は駄菓子屋でおやつをお買い物。

駄菓子屋、ありがとなん。
あぁ。
4人は山へ出発する、見送る楓だった。

---次回　「甘えんぼうになった」---

れんちょんが自転車の補助輪を外して練習するエピソード。
一穂姉は忙しいので、面倒見てくれるのは駄菓子屋の楓。
風邪を引いたら心配で駆けつける。
リンゴの擦り下ろしを作って絵本も読んでくれる。
でも、れんちょんも眠る楓に羽織をかけてあげる。

お店が臨時休業で一日、練習に付き合ってくれる楓。
何度も転んでも諦めない、絆創膏を貼ってもらって再チャレンジ。
翌日の出発前に駄菓子屋に寄っておやつを買って、
　お礼を伝えるれんちょん。

れんちょんと駄菓子屋の擬似家族、擬似親子の関係が
　見ていて微笑ましい。
全ては、ひかげの押し付けにも近い行為から始まった
　駄菓子屋とれんちょんの関係。
甘えるだけでもなく、甘やかすわけでもない微妙な距離感の二人の
　エピソードが素晴らしい。
子供嫌いのようで文句を言いながらも、実は面倒見が
　人一倍良い駄菓子屋の魅力満載のエピソードでした。