がっこうぐらし BS11(9/03)#09

第9話　きゅうじつ

めぐ姉の教職員用緊急避難マニュアルを発見した。
その内容は生物兵器でパンデミックが生じた場合の
　学校への非難を考慮したものだった。
悩む3人だが、太郎丸が再び貯水槽に落下して藻まみれなので
　掃除しようと由紀が提案するのだった。

今は衝撃の事実で動揺して考えがまとまらない。
一度整理した方がいいとプール開きを実行することになる。
屋上は緊急避難用として生活が出来るような施設が設置されている。
ソーラーパネルや貯水槽、地下水を組み上げてろ過する装置など。

貯水槽は水辺の環境を再現するビオトープだった。
虹鱒や鮒が放流されていた。
一度も掃除していないので藻が増殖して氾濫状態だった。
生物を避難させて、胡桃と由紀で大掃除。

屋上で受信できるラジオ局はないか探す悠里。
圭が残したCDプレーヤー、臭がするので太郎丸も近寄ってくる。
ようやく太郎丸も美紀から逃げないのだった。

ビーチボールで遊ぶ4人、実は水鉄砲もロッカーに隠されていた。
夕方まで遊んだ4人は生物を戻して終了。
シャワーを浴びるがお風呂に入りたいね、部活棟にはあるらしい。
でも、そのために向かうのはリスクが大き過ぎる。
圭のことを思い出す美紀、由紀が先輩だから相談にのるよ。
登校拒否？
ミーくんが楽しめば友達も登校を始めると思うよ。
明日は地下施設を調べてみましょう。

深夜に首輪抜けして遠吠えする太郎丸。
その声に反応する声、向かった地下にはめぐ姉のゾンビらしき姿。

---次回　「あめのひ」---

めぐ姉の金庫から発見された緊急避難マニュアル。
衝撃の事実に戸惑う3人、一度頭の中を整理しましょう。
由紀の提案でプール開きとなりました。

圭のCDプレーヤーの匂いで太郎丸とも仲良くなれそうな美紀。
明日は地下施設の捜索をしましょう。
太郎丸が深夜に一足先に発見？
めぐ姉はゾンビ化して徘徊しているようですね。
めぐ姉のゾンビ化するまでのノートらしきものも前回に
　少しだけ描かれてましたがどんどん知性を失うようですね。

サバイバルを描く作品ではライフラインがどうなっているのかが
　不思議な作品も多い。
この作品では事前に事態を予測して準備していた設定で
　それらのご都合主義を上手く切り抜けています。
ただ、その分だけ陰謀が描かれそうで、殺伐した
　結果になりそうで辛い。
ゾンビな状況ではどんな原因でも辛い結末しか無さそうですが。
そう考えると多少病んでいても明るく暮らす由紀の存在が
　3人には精神衛生上、いい結果をもたらしていると思う。

由紀はめぐ姉が体を張って守った扉の前で、めぐ姉に
　報告しているので、扉の向こうではゾンビ化しているのは
　理解してますよね。
理解しているけれど信じたくないのでしょう。
理解していなければ扉を開けますから。
あくまでも、彼女を忘れたくない思いが空想上のめぐ姉を
　生み出したのでしょう。