がっこうぐらし BS11(9/10)#10

第10話　あめのひ

モールで買った本を読み終えてしまった美紀。
案外に早く読み終えた。
悠里は雨の日が憂鬱、めぐ姉が居なくなった日も雨だったから。
4人で屋上からバリケードを作って少しずつ移動して
　居住空間を広げていった。
あの頃はまだ、習性を理解していなかった。
完成して油断した時に取り囲まれてしまった。
めぐ姉が守ってくれた。
最近ゾンビが増えていると思う美紀。
校外に居た生徒が生前の記憶を元に帰ってきているのかもしれない。
皆学校が好きなんですね。
食料が無くなってくるので、次の場所、進路を考えないとね。

由紀が起きてきた、太郎丸が居ない。
3人で捜索を開始する、胡桃は屋上や1階を探す。
屋上では髪を切っためぐ姉とのやり取りを思い出す。
地下に続く太郎丸らしき足跡を発見する胡桃。
その先でゾンビ化した太郎丸と遭遇する。
やはり殺せない胡桃はピンポン球で気を逸らし誘導する。

地下2回の非難地区に居るゾンビが太郎丸を変えてしまった。
原因となったゾンビを求めて階下に降りる胡桃が見たのは
　めぐ姉のゾンビだった。

倒そうと試みるがどうしても倒せず、逆に噛みつかれてしまった。
負傷して戻った胡桃に動揺する悠里。
由紀が冷静に対応して救急場所を取りに行く。

傷口からウイルスが広がり苦しむ胡桃。
ダメだった、太郎丸、避難区画にめぐ姉が・・・。
ショックと動揺で倒れる悠里、対応を考えて包丁を持ち出す。

緊急避難マニュアルに避難区画に薬があることを発見する。
悠里が向かおうとするのを止める美紀。

めぐ姉ゾンビが居るから胡桃は不覚をとった。
自分なら大丈夫と悠里を静止する。
スコップを持って出発する美紀だが太郎丸のゾンビ化に涙を流す。

こんな凄い雨は久しぶり、あの時みたい。
あの時？
冷たい、あれっ、窓が割れてる。

ゾンビ化する最中も日誌を書いているめぐ姉。

遂には文字も書けなくなってしまう。

---次回　「きずあと」---

遂に太郎丸が犠牲になり、続いて胡桃まで負傷してしまいました。
悠里も精神状態が追いつめられてしまってます。
特に胡桃の負傷が動揺しているように見受けられます。
美紀が冷静な判断を下せています。
そして意外にもテキパキと行動できる由紀。
遂に正気を取り戻しそうです。
由紀の行動や発言が、今まで滅入って落ち込みそうな3人を
　助けてきたのも事実です。
精神的な安らぎや安定をもたらしていただけに、この覚醒は
　逆に危険な状況を与えないか心配になる。
由紀の覚醒は学校暮らしの終焉を意味するのでしょう。

現状、一番精神的に安定しているのが由紀だと思う。
美紀の代わりに薬を取りに行ったりするのだろうか。

最後のめぐ姉のシーンは数話前のアバンで描かれていた、
日誌の内容の補完ですね。
途中から、内容がお腹すいた、と本能的になり、
ゆき、りーと各自の名前を書いただけ。
そして文字にもならない記述と知性が失われる過程を
　描いた衝撃的な映像でした。