がっこうぐらし BS11(9/17)#11

第11話　きずあと

遂にバリケードを突破して3階にも入り込んできたゾンビ。
由紀や美紀、悠里の下に迫ってくる。
泣いている美紀を守って助ける由紀。
ようやく太郎丸への想いを断ち切って立ち直る。
らしくないですよ、先輩。
美紀の言葉にビスケットが足りないと文句の由紀。

一人で地下施設の薬を探しに向かう美紀。
悠里は胡桃と話したことを思い出す。
自分が負傷したらゾンビになる前に殺して欲しい。
悠里にだけ話した約束だった。
苦しみ叫ぶ胡桃に約束を果たそうと包丁を振り上げる悠里。

屋上にもゾンビが侵入して施設を破壊する。
遂に蓄電池が破損爆発して、停電となる。
ゾンビをスコップで撃退するが倒れても立ち上がる。
胡桃の格闘が大変で、重いものだったことを知る美紀。
囲まれたが圭のCDプレイヤーやピンポン球を利用して
　やり過ごす。
遂に地下施設にたどり着くが、めぐ姉が立ち塞がる。
一度引いても追いかけてきた。

めぐ姉が居たから今がある、新入部員の美紀だと
　挨拶して感謝の念を述べる。
足を掴まれてめぐ姉ゾンビを倒す。
日誌を発見する、手形のついた箱が探す薬だと分かる。
電力不足で地下施設は非常用電源に切り替わる。
帰り道でゾンビに囲まれる美紀。
咄嗟に部屋に逃げる、太郎丸を閉じ込めた部屋だった。

悠里はやはり包丁を振り下ろせなかった。
めぐ姉との過去を思い出す由紀、いつまでも一緒にいてね。
いつも笑顔でいてねと約束する。
今行かないと学園生活部が終わっちゃいそうな気がする。
今までは怖いことから目を逸らしてきた、でも今立ち上がらないと
　大切な物も失くす気がする。
立ち上がる由紀に、放送室を目指しなさい。

途中でめぐ姉を置き去りにした扉の前で立ち止まる。
めぐ姉への未練を断ち切れない由紀。
それでも扉を開ける、バイバイめぐ姉、約束忘れないよ。

---最終回　「そつぎょう」---

今回はストーリー展開よりも感情エピソードが
　中心でした。
悠里と胡桃、由紀とめぐ姉のエピソード多目でした。
でも美紀がめぐ姉への感謝を述べるシーンは良かったですね。

由紀は覚醒したのかと思ったら、逆戻りと一足飛びに
　全てを受け止めることはなかったので視聴していて戸惑いました。
めぐ姉との想い出を胸に現実を受け入れて立ち向かうために
　描いた過去エピソードが逆に長すぎて分かり難い。
もう少し上手く見せて欲しかった。
例えば前向きに行動しながらのフラッシュバックが見やすく
　理解もしやすいと思う。

発電施設が壊れたようなので、学校を捨てるしかなさそうですね。
蓄電池はナトリウムが含まれているので水と反応して
　爆発状態を引き起こしたのでしょうね。
太郎丸も部屋から脱出できたので、薬で治りそうですね。
放送室が通電していれば音楽を流してスピーカー前に集めるのは
　有効だと思うけれど・・・停電すると。
めぐ姉の手形が薬箱を教える演出は良かった。
それを取りに戻って意識が消失して逆に立ち塞がってしまったのが
　皮肉でしたね。