浦沢直樹の漫勉 Eテレ(9/18)#3
浅野いにおさんに2日間密着。
10日後に自宅の資料室でVTRを見ながら対談。
20歳の年齢差の二人。
ちなみに浦沢さんも10年前からPCで水彩画風の
色塗りで使用している。
撮影当日にブート異常でセーフモード発生。
アシさんが振ったら起動したらしい。
恐らくはHDの故障っぽい、もう先は短いかも。
それ以上にOSがXPなのに感動した。
恐らくは1道具なのでネットにも繋いでいないと思われる。
トレース台でマンガを下書きに青いペンでなぞって写していく。
青いペンは印刷には映らない。
それをベースにペン入れしていく。
Gペン、筆ペン、ミリペンを使い分けて何本もの
線を重ねて描いていく。
その書き込みは半端無く、スクリーントーンを描いてるかのよう。
浅野さんは写真を取り込んでモノクロ加工して中間色を
省いたマンガらしい画像を作成する。
それにアナログ的に手で汚して手書き風のアナログっぽい
背景絵を作っていく。
デジタルの線は誰でも描けるので個性は感じない。
背景はデジタルで人物は手描きだった。
最初に町を決めて人々を配置して物語が始まる。
なので背景が重要に思っている。
背景を意識した先輩は、つげ義春さん。
最近の背景は水木しげるさんを意識しているように思える。
そのとおりで、緻密な背景にデフォルメされた人間の
バランスに引かれているらしい。
SFに挑戦しているがロボットや宇宙船は二人共に苦手。
そこで木魚や蚊取り線香のフタなどを写真で取り込んで
加工している。
デジタルではコピーなども容易だが、そう思わせない
手書き要素を織り交ぜて読者を驚かせたい。
PCの使用が決して楽をするためではないことが分かった。
電子書籍ではサイズや拡大が可能となると表現が
変わるかもしれない。
番組ではロットリングはメーカー名なので筆ペンと呼称していた。
製図などで使うカートリッジ式のペンで常に同じ太さの線が引ける。
細かい書き込みには便利でもっと色んな作家が使用していると思っていた。
少年ビッグコミックスピリッツが掲載誌なのに、
少年ビッグスピリッツコミックスの表記は間違い。
ストーリーよりも日常を3次元的な映像などの新しい
画面を表現する作家のように感じた。
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