城下町のダンデライオン TBS(9/10)#10

第10話　さーち☆らいとの行方/兄貴面するお兄ちゃん

誰に投票するか尋ねる事務の山本さん。
王族には興味のない米澤紗千子。
どうせ何不自由なく暮らしていると僻んでいるわけではないと紗千子。

紗千子の大ファンの茜は一度会いたい。
王族の特権を一度なら使っても良いかな。
今度のライブで桜庭らいととして活動は終わり。
正体を明かして櫻田光として活動を開始する。
最後のライブだと聞いてショックの紗千子。
どうして引退を話してくれないのかな。

山本さんがインフルエンザでダウン、茜が臨時の
　職員としてサポートを行う。
嘘もつき通せば真実になるのかな。
でも嘘は自分に対して嘘になるから真実ではない。

アイドルは選挙の広報活動と考えてきた光。
でもファンを裏切りたくないので、このままアイドルを続ける。
正体は明かさないとマネージャーに告げる光。
紗千子が偶然聞いてしまう。
本番前に王族の5女、櫻田光だと正体を紗千子に告げる。
正体が何であっても、らいとはアイドルだと話す紗千子。

自分の目標に向かって頑張る光を羨ましく思う茜だった。

買い物する奏は国民に挨拶してアピールを忘れない。
修が佐藤と選挙活動の相談をしているので思わず隠れてしまう。
奏は幼い頃に修に怪我を負わせた引け目を感じていた。
奏の能力は預金がなくなると現物資産を使うらしい。
お城の壁を使ったらしく大惨事になった。
修は普通の生活は出来るが激しい運動は出来ない足になった。

王様になって、国家予算を対価にして俺の足を治そうとか
　考えているんじゃないだろうな。
いつの間にか修が隣に立っていた。
俺はそんなこと望んでいない、忘れろ。
私は対等でいたいから償わなければいけない。
兄は妹より偉い、借りを返す必要なんてない。

工事現場の鉄骨が奏の頭上に落下する。
今回は間一髪、瞬間移動で助けられた修。
兄が妹を守るのは当たり前だ。
妹は守られていろ、甘えればいいんだ。
奏を背負って帰る修。
私は私のために王様になる、独裁国家を作る。
選挙では負けないから。

---次回　「さようなら、スカーレットブルーム」---

先週が休みで今回は2話続けての放送です。
2話ともに良いエピソードでした。
Aパートは紗千子視点で描けば、もう少しグダグダに
　なりそうですが、光視点ですんなり描いた感じですね。
紗千子ファンの茜が危ない人ぶりを発揮して弾けるかと
　思いましたが抑えめでしたね。

奏が王様になりたい理由は修の足を治すためでした。
以前に描かれて視聴者は気づいていましたが
　改めて奏と修の口から語られました。
不幸な事故は誰のせいでもなく、不幸な事故。
妹は兄を頼って甘えればいい、格好いい兄ですね。

アニメも終盤を迎えてエピソードをまとめに掛かった感じですね。