うしおととら TokyoMX(12/25)#26終

最終回　第26話　TATARI BREAKER

とらが駆けつけて白面の者の再生体を蹴散らす。
しかし毒ガスが漏れ始めたので、撤退をするヘレナ、ニコラス、マルコ。
誰も助けようとしない3人に怒る潮と麻子。
この世に死んで良い生命なんて無い。
自分の家族だったらどうするんだよ、動揺するヘレナ。

取り込まれた妖かしを助けられると槍が言っていると鮮烈に復帰する潮。
キルリアン振動機で妖かしの肉体なら止められるかもしれないと思いつく。
ヘレナは麻子と操作室に向かう。

HAMMR機関は成果不足で解散が決まった組織。
それで強引に結果を求め暴走したのだった。
白面の再生体はバルトアンデルスを助けたい潮ととらの攻撃を学習する。
まるで人質の様に操って攻撃を防ぐ。
しかも急速に進化していた、とらの雷撃も吸収する。
ヘレナが負傷するが麻子が準備する。
キルリアン振動機で動きを止めてバルトアンデルスの救出に成功する。
信頼するパートナーと守るべきもの、強大な相手が揃った時に
　潮ととらの実力が発揮されていると初めて理解するヘレナ。
ようやく白面の再生体を破壊するが再生を始める。

脱出したニコラスに10分後の爆破を依頼するヘレナ。
科学は出来ることと出来ないことがはっきりしている。
それが悔しくて出来るように頑張った、例え方法が間違っていても。
もう余命幾ばくもなく脱出は無理だと悟っていたヘレナ。
辛くても人や科学は進歩しないといけない。
7歳の息子、ポールを助けられなかったヘレナ。
メタモルフォーズと出会って、秘密を知りたかった。
メタモルフォーズを打ち破れるのは理不尽さに怒り、他人を思いやる心にあるのかもしれない。

潮と合流する麻子、ヘレナを助けられず悔しい思いをした。
ガスで倒れる3人を担いで脱出するとら。
ニコラスとマルコが二人に遺言を告げる。
会えて良かった、済まなかった。

平和な日常が続き堪能できる喜びを実感する父親。
バトルする潮ととらを止める麻子、真由子はハンバーガーを持参してきた。

---最終回---
---次回　「風が吹く」---

取り敢えず1期の最終回でした。
分割なので続きは4月頃でしょうか。

今回はHAMMR機関のヘレナのエピソードでした。
息子を亡くして科学に没頭したが、何処かで暴走してしまった。
そして潮ととらを見て反省して、学習したのでしょう。
ある意味で不幸な女性だったのでしょうね。

この作品は熱いノリと勢いで見せる作品のようです。
そのためには多少の設定の無理は目を瞑る作風のようです。
そこが、ある意味では評価の分かれ道になりそうです。
ある意味で昭和の代表とでも言うべき、正義感溢れる少年誌のヒーローの潮。
熱さがたまに、ついていけなくなったりする時がある。

続編に期待しています。