牙狼 紅蓮の月 テレ東(1/15)#14

第14話　星明

星明の下を去る雷吼。
道摩法師が告げた光を失うとは、この事だった。

来世門に落下した繭からは無数の素体火羅が出現する。
封印を解いて欲しいと晴明に頼む雷吼。
お前は強いが危ういと封印解除を拒む。
危ういが故に星明は命を削って封印しているのだった。
常に施術を行うのは、並大抵のことではない。

星明も駆けつけて封印を解こうとするが力が弱まっていた。
内なる闇が広がり始めていた。
光宮に避難した道長、賀茂保憲が火羅の正体を表す。
光宮内の貴族の命を次々に奪う。
保昌は牢に閉じ込めた弟、保輔を解き放ち火羅退治を命じる。

光宮の結界を破り侵入した星明は蘆屋道満と対峙する。
彼らの狙いが来世門ではないことは分かっていた。
本当の狙いが光宮だと理解する。
式神で人々を助けるために門の封印を解く。
星明を襲う火羅、白蓮騎士斬牙が対戦する。

切っても切ってもキリのない無数の素体火羅。
星明も雷吼と思いは同じ、今後も人々を助けられる雷吼を選んだ。
星明の真意を知って自ら封印を解く。
黄金騎士の本来の力を獲得する雷吼。
結界内に侵入して、ザンガと共に火羅を倒す。

蘆屋道満を捕まえて殴る星明、憎しみが内部の闇を広げる。
火羅にさせようと自らをゲートにする蘆屋道満。
道摩法師がそれを食い止めて注意する。
俺の闇はあなたよりも深い。

我が子からの巣立ちの時だと雷吼を置いて去る星明。

---次回　「心月」---

自ら魔導輪の封印を解いて本来の力を獲得した雷吼。
黄金騎士の姿も代わりました。
これが格好良いかは、疑問のあるところ。
雷吼が星明と袂を分かったと思ったら、今度は星明が去っていく。
お互いに離れていくのが好きなようです。

道摩法師は星明を手下として闇に落としたい様子。
蘆屋道満は火羅として暴れさせたい様子。
彼らも目的は同じではない様子。
なんだか、カタルシスがないので成長しても変化しても感動がない。
星明の出番が無いと何を愉しめば良いのでしょうね。