ハイキュー!! セカンドシーズン BS11(1/24)#16

第16話　次へ

タイムアウト後に条善寺の攻撃が変わった。
三年生マネージャー三咲の叱咤激励とコーチングで相手を
　よく見て攻撃するようになったのだった。
自分たちが楽しむプレイはある意味、個人主義で我儘。
決まると勢いに乗れるがミスも多い。
相手のプレーを見て考えて対応するスタイルに変わって2ポイント連取。

日向の速攻にも追いつけないなら、ブロックを飛ばずにレシーブする
　戦法に変える。
日向のスパイクはまだ軽いのでレシーブも比較的容易だったから。
ブロックに止められるのも嫌だけど、飛ばないのも悔しい。
それならばと相手コートを見てコースを考えて打つ。

大地主将があれをまだ使ってないよなと日向に囁く。
新しい攻撃の一つ、フェイントで対応する。
全員が引いてレシーブに備えているので、有効だった。

最後は見様見真似のシンクロと見せかけてのスパイクだったが
　惑わされてノータッチとなるがアウトだった。
試合終了で烏野の勝利となる。

今日で三咲マネージャーも引退、1年生マネージャーのルナに
　引き継がれる事になる。
ありがとうございましたと頭を下げられて、1年生からのマネージャの
　出来事が走馬灯のように駆け巡る。

伊達工の青根が早速、日向に止めると伝言にやって来た。
Bコートの試合が終わり、和久谷南が勝ち上がって次の対戦相手に決まる。
このチームは音駒、青葉城西と同じくレシーブが強く
　じっくり構える烏野の苦手なチームだった。
相手の攻撃はコンビネーションが主体で主将の中島は
　ブロックアウトを狙うスパイクが得意だった。
ブロックを見て打ち分けるのだった。
中々点差は広がらない。

日向にはブロッカーを正面に飛ばせて打つコースを限定させる。
実は家族が多くて弟達の面倒をよく見ている中島。
他人の操縦は得意だった、今回の勝負は選手操縦の主将対決だった。
長いラリーが続く、烏野が制するが田中をかばって大地が
　倒れてしまう。

---次回　「根性無しの戦い」---

三咲マネージャーの叱咤激励で相手を見て考えるスタイルに
　変更できた条善寺は強かった。
自分本位の攻撃から勝てるチームに変わりました。
最後は時既に遅しで烏野が勝利。
3年生の三咲マネージャーは、これで引退となります。
選手たちが感謝の意を述べると、3年間のマネージャー生活が
　走馬灯のように思い出される。
このシーンが良いですね。

対する次の相手は大地と同じく気遣いのできる主将、中島率いる
　安定したレシーブ力を誇る和久谷南。
中島はブロックアウトを狙って打てる曲者スパイカーでした。
派手さはないが、着実にポイントを重ねる強豪校のようです。
しかも烏野はこの手のチームが苦手。
更に精神的な柱の大地が負傷？
欠場となると、大ピンチです。
楽には勝てない試合が続きますね。

今回は応援に田中姉の冴子が駆けつける。
盛り上げてくれそうで、谷地仁花の出番も増えるかも。