ハルチカ ～ハルタとチカは青春する～ TokyoMX(1/13)#02

第2話　クロスキューブ

新入生の勧誘で成島美代子に拒否されたチカ。
彼女は中学で全国大会に出場したオーボエ奏者。
是非とも勧誘したい逸材、23人で銀賞を受賞したらしい。
普門館に行くなら55人の編成、小編成の参加も認める地区もある。

4月に成島と仲の良かった西川まゆに訪ねるハルタとチカ。
普門館の会場で悲鳴が湧き上がり、表彰式に成島の
　姿がなかったことを覚えているハルタ。
長く入院していた弟が、その日に亡くなったらしい。

彼女の自宅を訪れる3人。
彼女の部屋には騙し絵やパズルが飾られていた。
若くしてパズルの天才と言われたデュードニーの著書もあった。
全ては弟の遺品だと推理するハルタ。
君は全てを解けていない、一緒に悩むことは出来る。
不幸の偶然が重なっただけなんだ。
金曜日の放課後までに真っ白なクロスキューブを解いてみなさいよ。
スクランブルされた状態で、解答は不明だった。

ハルタは通常のクロスキューブなら直ぐに解ける。
チカは色々と探って変な臭がすることを発見する。
それは油絵の具の匂いだった。
他には作成者、サトシのサインが無いことが気になる。

完成形が示されていないのならば、解く過程に意味が
　あるのかもしれないと草壁先生が発言する。
もし作成時に死を覚悟していたのなら、完成形は
　パズルに残されている。
死後1年も経った、一歩を前向きに歩み出さなければいけない。
ハルタがパズルに色を塗って完成形だと見せる。
怒る成島美代子、ハルタを殴る。
麻布を貼って白く塗っていたが絵の具を塗って剥がれる。
その下から文字が発見される。
正解だよお姉ちゃん

実は成島美代子の前で効果的に剥離させるために
　白色絵の具を昨夜に塗っていたハルタだった。
成島美代子がオーボエ奏者として入部する。

---次回　「」---

視聴者には謎を解く楽しみは与えずに進む作風のようですね。
そうなると、ハルタの異常性が際立ってきますね。
探偵役は、性質上、目立つ役割なので、何かのギャップで
バランスを取ります。
変人で日常生活不能者だったり、周囲を気にせず
　仙人の様に暮らす人物だったり。

ハルタに弱みはあるのだろうか、チカに殴られ蹴られることで
　バランスをとっているのだろうか。
でも一言多い、嫌味な奴にも思える。

全体的には真面目な作りで遊びがないので、あまり面白みを感じない。
氷菓とユーフォニアムを足して2で割った感じですね。
推理を1話で描こうとしているのが足を引っ張っているのかもしれない。