ハルチカ ～ハルタとチカは青春する～ TokyoMX(1/20)#03

第3話　退出ゲーム

吹奏楽部のメンバーは5人から10人に増えていた。
未だ上手く吹けないチカは草壁先生に個人レッスンを申し込む。
ハルタはフルート専門じゃないからと阻止する。
草壁先生の紹介で専門家を紹介される。

レッスンに向かうチカは荷物運びするハルタと成島に遭遇する。
同じ1年生でハルタの友人で演劇部部長の名越俊也を紹介される。
シュールの演劇にマレイ・セイも出演していた。
彼の両親はCDをリリースするアメリカの音楽家、彼は養子だった。
彼もサックス奏者で中学の春休みから変わってしまった。
吹奏楽に入部はしない彼は悩んでいた。
それで演劇部に誘ったらしいが明らかに向いていない。

皆が幸せになれるためにと戯曲を書くハルタ。
完成したので名越に見せるが即座に却下されてしまう。
怒ったハルタと言い合いになって3対3で勝負になる。
ハルタ、チカ、成島が名越、藤間、マレイと演劇勝負。

時効15分前のニセ札犯の設定で新たに加えられた設定は
　ホワイトボードに書き込んでいく。
ハルタの秘策は犬を連れて行くが犬とは言わない、ワンちゃんと呼ぶこと。
相手チームのマレイ、成島を退出させられれば勝ち。

1時間の時差がある、ここは蘇州。
海外に滞在していると、その間は時計が止まって時効は成立しない。
この中に無関係な中国人が居る、マレンは中国人設定。
ワンちゃんとは王ちゃんのことで、犬ではなく隠れ家に
　手引してくれた中国人だった。

今直ぐ帰って確認するんだとマレイにかばんを手渡す。
その暗証番号は2099、中国語の語呂合わせで永遠に愛している。
マレイに中国の実家を訪れる決心をさせるための即興劇だった。

一人っ子政策で足の悪い長男のマレイが養子に出された。
彼の弟から手紙が届いて悩んでいたのだった。
2つの故郷を持つがゆえの悩みだった。

---次回　「ヴァナキュラー・モダニズム」---

本当になんでも知っているスーパーマンのハルタです。
それだけに、謎の理由や原因のどうしてを描くのが重要だと思う。
前回の弟の作ったクロスキューブだって作った謎が不明。
ヒントもなく解かせるのは無理があると思う。
そこにオーボエ奏者特有のヒントがあれば良かった。

今回もマレイの悩みが既に分かっているので文字通り一芝居うったのでした。
でも素直に弟に会いに行けと言えば良かっただけかもと思う。

チカの瞳が異常なくらいに何色も年輪のごとく塗られている。
4,5色も塗った瞳は初めてかも知れない。

同じ日に無彩限のファントムワールドが放送されているので
　京アニとPAWorksの違いが堪能できる。
両社ともに丁寧な作画で良く動く、映像は素晴らしい。
PAの映像は真面目過ぎて花がない。