ハルチカ ～ハルタとチカは青春する～ TokyoMX(1/27)#04

第4話　ヴァナキュラー・モダニズム

マレンが入部して彼に憧れる女子部員が増えた。
音楽室が使えないと練習場所がない吹奏楽部。
今日は寒い中で屋上で練習していた。
ハルタの姉の南風が突然訪れた。

長女で建築士の姉は恥知らずとハルタを罵る。
次女の鶫はイラストレーター、三女の冬菜は整体師。
10年ぶりに会うチカだった。
ヌードデッサンと整体の実験台は嫌だからアパート暮らしを
　していたが取り壊しになった。
そこで学内にテントを張って生物部と共存していた。

草壁先生が暫く泊めても良いと言ってくれたのでチカは
　急遽家探しをする姉に賛同する。
成島の知り合いの不動産屋を訪れる。
防音でフローリングでバス・トイレ付きで2万円の格安物件を発見する。
そこは所謂、アヤモノで出るらしい。
早速訪れて話を伺うと、大家は亡くなっており甥が相続していた。
伯父さんはイタズラ好きで人を驚かすのが好きだった。
そんな伯父さんが図面に遺言と大きな鍵を残していた。
相続税が払えない甥はもうすぐ売り払うらしい。

まるでヴァナキュラー・モダニズムだなと南風。
建築士が介入しない、土地の風土に根付いた建築物のこと。
鈴の音でも聞く人によっては感じ方が異なる。
お茶を飲んで今日の物件探しは終了。
草壁先生の家に泊めてもらうしかないと嬉しそうなハルタ。
マレンが家族と一緒に食事を食べようと誘ってくれる。
両親が来日しており、マレンを心配して行動してくれたのを
　知って招待してくれたのだった。

チカのお化けポーズを知らないマレン、成島はミーアキャットと教える。
リフォームされた1982年を検索して何かを知る。
吹奏楽部の連絡網を使って全員で奇跡を見よう。
姉が部屋で穴を発見、硬化を入れると僧侶の錫杖の音と
　言われる音がする。
全員で家の周囲を捜索、大きな鍵が入る鍵穴を発見する。
二重防壁の壁から500円硬化が大量に雪崩れ落ちる。

伯父さんは相続税を考えて巨大な貯金箱を作り、
　500円貯金を行っていたのだった。
1982年は500円硬化が発行された年だった。
無事にハルタの新居への引っ越しも完了する。
南風が留学中の草壁先生の演奏映像を手に入れてきた。

---次回　「エレファンツ・ブレス」---

ハルタの独立の理由は姉におもちゃにされていたからでした。
今回はイタズラ好きの伯父さんが残したプレゼント。
生まれていない1982年で500円硬貨発行を
　思いつくハルタは異常ですよね。

500円硬貨であの量は、2千万円以上はありそうな気がする。
部長は本気で南風さんに一目惚れでしたね。
櫻子さんと正太郎を思い出してしまった。