サンダーバード Are Go Eテレ(2/13)#11
第11話 最後の切り札
トレーシーアイランドで寛いだジョンは宇宙ステーション、
サンダーバード5号に軌道エレベーターで戻る。
重力には馴染めない様子だった。
巨大ハリケーンの5号がインド洋上空に発生していた。
気象観測するシルス・ステーションが気になって連絡をすると
トラブルが発生して上空に登り始める。
直ぐ様、国際救助隊の出動を要請する。
ステーションはバランスをとる錘が外れて水素ガスの
バルーンの影響で上昇を始めていた。
1号は整備中で2号が先に到着。
ゴードンがジャイロを組み立てて出動するが不安定で
接近できない。
2号が固定しようとするが、静電気帯電除去シートを
ステーションは貼り付けていなかった。
2号に膨大な電流が流れて全ての制御が不能となり落下する。
ゴードンが戻ってメインコンソールを接続して制御を取り戻す。
1号が組み立てが終わり出動する、2号は撤退する。
スコットが接岸して乗り込もうとするが不安定で放り出される。
なんとか1号に戻るが高高度で空気が薄く1号の推力も足りない。
1号も撤退、3号の出動となる。
アームで下部を固定して下方に引っ張って高度を下げる。
バルーン内は超高温水素プラズマが入っているので
高高度でも動作する。
しかし破裂すると爆発が生じる可能性があり危険な代物だった。
脱出ポッドで逃げるしかないが、そんなものは準備していなかった。
ステーションの強度は低くパーツが外れ、しかも3号の
2番エンジンが破損する。
やむなく3号も撤収する。
最後の作戦は5号を移動させて上空から釣りの要領で
クレーンで釣り上げる作戦だった。
軌道エレベーターを軸に移動してクレーンポッドを射出する。
バルーンが破裂して上昇から一転、急降下を始めるステーション。
なんとか捉えることに成功、ステーションを釣り上げる。
重力リングを急回転させて釣り上げるので、ジョンにかかる重力が
増大して15,20,25Gと上昇する。
なんとか停止出来たがステーションが慣性で5号にぶつかりそうになる。
ギリギリで移動してかわして無事にドッキングする。
次は宇宙ステーションを作ろうと張り切るフィシュラーだった。
安全装備を蔑ろにしたフィシュラーは宇宙開発の許可を
取り下げられることになった。
---次回 「深海からの脱出」---
今回は面白かった。
30分枠では時間が足りないので、ハラハラ・ドキドキの演出が難しい。
いかに事件発生までを端的に描くかが鍵となりそう。
2,1,3号が次々に救出を試みるも次々にトラブル発生で
遂に打つ手はなくなる。
本来は通信役の5号が救出を試みるのは異例中の異例だと思う。
重力リングなんて昔は考えられていたが、今では故障が
発生すると修理が大変過ぎて実現はされていない。
なにせ24時間、365日稼働しなければいけないので。
そんなノスタルジーにも似た装備が実装されていることが
少し嬉しい。
ただ、このシナリオのためにはずさんで好い加減な
フィシュラーという人物を登場させざるを得なかったのが悲しい。
ここまで安全性を無視して考えない設計者はいないと思う。
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