ハイキュー!! セカンドシーズン BS11(2/07)#18

第18話　敗北者達

第2セットは苦戦する烏野。
結局20-25でセットを落としてしまう。
小さな巨人対決は技術的には明らかに和久南の中島が上。
それでも何かできることはないのかと考える日向。

縁下はスパイクでもミスばかりで気ばかり焦る。
緊張で実力を発揮できないでいた。
澤村主将の代役として同じことなど出来るはずもない。
技術的には劣るが、出来ることがあるはず。
中島のブロックアウトを狙うスパイクをなんとかしないといけない。
レシーブは東峰と田中に任せて、自分は後方で待機する。
なんとか拾えて攻撃に繋ぐ。
しかし日向の前には3枚の壁、強打は無理だとブロックに軽く当てて、
リバウンドをとって再アタック。
合宿で覚えた技術だった。
西谷にナイスレシーブと声を掛けられた縁下。
最高の褒め言葉に自信が溢れだす、ようやくレギュラーチームの
　一因になれた感じで声も出て指示も出来るようになる。

23点でサーブをミスる東峰、和久南も緊張でミスをする。
それでも切り替えが上手い和久南。
最後の中島のスパイクのコースが見えてブロックを移動させる日向。
それで縁下が楽にレシーブできた。
25-23で勝利する烏野。

澤村が戻り次の対戦相手の試合を観戦する。
20点の頃に戻ったが縁下が上手く機能していて交代すると
　リズムを壊すと思っていた。
澤村に褒められる縁下。
初めて最後までゲームに出られて、誉められて喜びが溢れていた。
でもミスが多いと反省して喜びを噛み殺していた。

一方、山口は自信を取り戻せていなかった。
トイレと偽って溜まった思いを吐き出しに行くのだった。
烏野の次の相手は青葉城西と伊達工の勝者だった。

---次回　「鉄壁は何度でも築かれる」---

強豪で、安定性では烏野を上回る和久谷南。
そんな相手も十分に描いてました。
ミスしても切り替えの早さ、後に尾を引かせない。

縁下も自分のミスが歯痒くてどうしようもない状況。
それでもレシーブからチームに溶け込んで機能する。
きっかけは西谷のナイスレシーブの一声。
そんな高校生のメンタル指導が指揮官には難しい。
結局、山口は挽回のチャンスが無かったですね。
3セット目の早い時期に与えれば良かったのに。

小さな巨人対決は明らかに日向の技術が低い。
それでもガムシャラに頑張る日向が最後はブロックアウトに
　反応できたので、縁下も良いレシーブが出来ました。
こんな些細な描写も面白い。
日向も速攻以外の技術もすこしずつ使えるようになって
　成長の兆しを見せてます。
ブロックアウトはミスりましたが、リバウンドは取れました。
影山もコーチの指示を無視しても確率の高いスパイカーを選ぶ。
自分の信念を頑固に貫き通すのでした。

負けると、たら、れば、の後悔がとめどなく溢れてくる。
そんな悔しさに、もう一度戦いたいと言うのも事実でしょう。