ハルチカ ～ハルタとチカは青春する～ TokyoMX(2/03)#05

第5話　エレファンツ・ブレス

春休みにも練習するチカ、フルート教室に通って
　楽しくて音も綺麗になってきた。
桜丘中学の後藤朱里がハルタを頼って訪れてきた。
彼女はバス・トロンボーン奏者で春には後輩になるらしい。
嬉しいチカは彼女を可愛がって依頼も安請け合いする。

エレファンツ・ブレスってどんな色ですか？
色見本に名前は乗っているが、色までは掲載されていない。
亡くなったと思っていた祖父が舞い戻ってきて、見たと言った。
祖父は1年で戻ると行って渡米したが中々戻ってこなかった。
その後、一人で子供運で育てた祖母。
それが記憶喪失で現れた。
施設に入って祖母がケアを行っていた。

1966年にサンフランシスコに渡米した。
祖父の絵画は点描でスーラの影響を受けているのかも知れない。
シカゴ美術館で出会ったのではないだろうか。
1976年に戻ってきた。
3枚の象の絵を描いていたが隠していた。
空の色が異なるだけのジャングルの象の絵だった。

草壁先生はその絵を見てあまり詮索しないようにと強い調子で忠告する。
エレファンツ・ブレスを確かめに動物園に向かうチカと朱里。

1966年はロスアンジェルスで黒人暴動が起こった。
それがサンフランシスコ、シカゴへと発展していった。
それに巻き込まれたのかもしれない。
シカゴのリンカーンパークは象がいて無料。
PTSDが発症して眠れないのではないですか？
エレファンツ・ブレスとは象の寝息のこと。
本来、象は警戒心の強い生き物、眠るところは誰にも見せない。

祖父が象を見たのはジャングル、ベトナムではないだろうか。
当時は永住権を持たない観光ビザで入国した者も駆りだされた。
象の絵は枯れ葉剤の散布の色、ホワイト、オレンジ、ブルーの
　三種類が散布されたらしい。
卒業証書を見せに訪れた朱里が聞いてしまう。

驚愕の事実だが、演奏を聞かせてあげて嫌してあげると良いよ。

---次回　「スプリングラフィ」---

今回は重い内容ですね。
そして古い歴史が大好きな作品でもありますね。
前期のヤングブラックジャックでも描かれたベトナム戦争。
兵役は嫌がる者が多いので、浮浪者のごとく公園で寝泊まりする
　人物を徴兵するのは有り得る話ですね。
どうやら徴兵に応じると永住権を与える褒美もあったようですね。
大学に進学しない高校生も徴兵したようです。

最初に三枚の絵でベトナム戦争に気づいた草壁先生には
　どんな謎があるのでしょう。
今回はチカも頑張っていたと思う。
でもハルタは3姉妹に翻弄されながら探偵する姿を見てみたい。
それが一番面白いように思える。

次回は新学期で後藤朱里もチームに参加するのでしょうね。