霊剣山 星屑たちの宴 TokyoMX（2/06）#05

第5話　無相峰にて

五長老の一人で弟子を持たぬ王舞の真伝弟子となった王陸。
霊剣派の住む場所には12の峰がある。
その一つを長老たちが管理している。
修行レベルは家元が上から4番目の化神、長老の多くが5番目の元嬰、
　王舞は6番目の金丹。
長老10人の一人で第5長老だった。

王舞のレベルに不安を怯えながらも彼女の屋敷に到着。
荒れた山々は木々を売り払ったからだった。
屋敷も質素で荒れていた。
そこで人間界の知識が役に立たないテストを行われる。
その回答速度に潜在的な能力を読み取る王舞。
修仙の目的を尋ねるが正解はない。

人間界にも自然界にも障害はある。
揺るぎない固い意志を持って生きろが王舞の教えだった。
2年が経過する。
王陸は毎日薬風呂に入って長距離走を行っていた。
それから素質教育を他の修行者と共に受講していた。
そこでトップを目指して学んでいた王陸。

外門弟子用の食堂から内門弟子専用の食堂の定期パスを
　新たに購入、支給されたが不味いと評判。
山中で玲が食事を持参してきてくれた。
海雲帆とは手紙でやり取りしている。
先ずは肉体の鍛錬が必要らしく王陸も薬風呂と長距離走で
　基礎を鍛えられていた。
しかし体内に気を取り込むことは教わっていなかった。
玲が武術を教えてくれるが、いきなりの高レベルで無理。
基礎から教えてもらう。

休みの日も玲に教わりに行くのを王舞に見咎められる。
王舞と違って優秀だからと嫌味を言う。
それなら、その師を連れて来いと喧嘩の寸前。
玲に話すと負ける戦いは仕掛けない王舞だからと断られる。
それなら玲を悪く言っていたと酷い悪口を並べ立てる。
怒った玲が王舞の下に赴くのだった。

---次回　「無相剣骨、第98版」---

真伝弟子としての修行が始まる王陸。
でも王舞は飲んで酔って眠るばかりで具体的な修行は何もない。
薬風呂と長距離走だけ。
恐らくは基礎体力を鍛える時期なのでしょうね。
そんな状態に少し飽きて信じられなくなってきたようですね。
玲が教えてくれるので、上手く利用する王陸。
実は結構、恵まれているのかもしれない。
修行を指導する師匠が飲んだくれで基礎以外は何も
　教えないのはテンプレートですよね。

仙人になるために修行すると言った前提条件や言葉などの
　世界観が分かり難いのが難点ですね。
それらを調べて理解すれば将に中国的な作品だと言えるのかもしれない。