ハルチカ ～ハルタとチカは青春する～ TokyoMX(2/24)#08

第8話　初恋ソムリエ

芹沢直子がチカに手伝いを頼む。
響子伯母さんが朝霧興信所の息子亨に初恋の相談をしていた。
自称初恋ソムリエの亨の手紙に不信感を覚えたらしい。
彼も学園の変人の一人で演劇部、地学研究会、発明部と
　並ぶ旧校舎の一階に部室を構えていた。
通称青少年サファリパークの一画らしい。

響子伯母さんは亨に初恋の再現を依頼していた。
そこで彼女の初恋を訪ねてみる。
地方から上京していた響子伯母さんは8人の仲間と出会った。
そこで、おにぎりを作ることを頼まれた。
同じくおにぎりを作る男性のベンジャントと仲良くなった19歳。
彼らは作る相手を分けていた、森の仲間にはベンジャント。
取り巻く小鳥には響子叔母さんが作る。
ある時、彼の作ったおにぎりを一口食べてみた。
それを知ったベンジャントが怒って彼女を襲う、そして仲間から
　追い出されたのだった。

その当時のおにぎりを再現した亨、一口食べて違う味だと分かった。
40年振りに食べたおにぎりだった。
叔母が花巻に行くと聞いて芹沢直子はチカにも同行して欲しいと
　花巻行きを求める。
一人では怖かった。
ハルタと亨も同行、響子伯母さんと出会って墓参りに向かう。
ベンジャントが亡くなっていたのは知っていた。
森の仲間も亡くなっていた、病気らしい。
同じ病気で8人が亡くなるのはおかしい。

実はベンジャントはエスペラント語で復讐者。
響子の名前は穢れ無き星の意味。
あの日、叔母さんを遠ざけたのはおにぎりに毒を混ぜていたから。
宮沢けんじの故郷イーハトーブはエスペラント語を捩って名づけられた。
それを駅で見つけたハルタだった。

芹沢響子はオーストリアで雑貨屋を経営している。
卒業後は叔母と暮らす予定の芹沢直子だった。
一緒に帰って練習を個人レッスンしてくれるツンデレの直子だった。

---次回　「アスモデウスの視線」---

今回はメタファーで真実を隠して無理やり解決しましたね。
40年前の出来事で、恐らくは学生運動の仲間だったのでしょうね。
日常推理の正解は難しいので歴史に頼っている感じですね。
ヤングブラックジャックやコンクリートレボルティオのお陰で
　古い時代のエピソードにも慣れてきた感じです。

でも内容は仲間を毒殺する結構陰惨な事件ですよね。
こんな作風でお茶を濁すのが正解かもしれない。

眼鏡の小学生探偵の周囲には殺人事件が多発する。
この作品も変人ばかりの学校で問題を抱えた生徒が多い。
シリーズで描くと、そうなってくるのですよね。
でも変人ブラックリストや青少年サファリパークってネーミングは
　ヘタで滑っている。
生徒会長も変人に入ってそうですよね。
彼はシリアス設定じゃなくてギャグに描けば良かったのにと思う。
カルキをカルビでボケさせるなら、メタファーもボケて欲しい。
カルキを知らないでメタファーを知るチカちゃんって厨二病？

サブタイの欄外のアルファベットの意味が分からない。